エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

侘助の咲く

2014年12月14日 | ポエム
侘助・・・心憎い名前の椿である。
確かに「わびさび」を感じさせる花である。

その理由の一つは、満開でありながら「半開きの花」であろうか。
花が「つぼんで」いるのだ。
いわば「おちょぼ口」の花なのだ。







「侘助の竹筒に挿すおちょぼ口」







この日、空は冬の気配を消して気持ち良かった。



老若善女が街に出てきた。
それほど厚着でもなく、軽やかである。



明日からは、大雪を伴う寒波が襲来しそうだという。
ただし、関東南部は雪の予報は無い。

もし雪なら!
孫たちが歌うだろう「雪だるま作ろう!」と。
大流行の「アナと雪の女王」の挿入歌である。

しかし雪国の苦痛は、計り知れない!!



ぼくは、いつものベンチで菓子パンを頂いた。
日差しがチラチラと心地良かった。



     荒 野人


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。