エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

季節の勘違い・・・プラムの花

2011年10月15日 | 
季節を勘違いする花があった。
梅林公園の一画で「プラム」の花が咲いているのである。



この花がプラムである事は間違いないのである。



説明書き(板書)が吊る下がっている。
花は4月・・・とある。

完全な、プラムの勘違いである。



プラムよ、プラム。
娑婆は晩秋にあって、もうそこには冬が足音を聞こえさせているのだよ。



  
   熟柿落つ天使の分け前鳥が食い      野人



これが現在の季節感なのである。
柿は鈴生りで期待に応えんとしているのだ。



木々の葉は、一葉一葉色を変えつつあるのだ。



山茶花は花開き、アワアワと咲いているのである。



銀杏はここまで黄葉が進んだ。
もう金色のトンネルが出来上がりそうなのである。

それだと言うのにプラムよ、プラム。
きみは何故、場違いな環境に耐えるのだ。



でも、ぼくは嬉しい。
プラムの花は楚々として美しいからだ。





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 荒野人


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