エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

オカリナを演奏する女性

2017年11月07日 | ポエム
銀杏並木は、向こうがブラックホールのようである。
でも、この雰囲気は大好きだ。



そろそろ銀杏黄葉は終ろうとしている。
この銀杏並木の入口の横で、オカリナを演奏する女性がいた。



見上げると、青と黄色。
風も無く穏やかな、暖かい一日であった。







「オカリナの澄みきったまま冬の空」







ぼくは、演奏が終って一声かけた。
「とても素敵な演奏でしたよ!」
そして、千円を渡した。



CDを一枚頂いた。
こんな日はオカリナが、身に沁みてくる。


      荒 野人


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