エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

光が丘よさこい祭り

2013年07月15日 | ポエム
いまぼくは、公園の一画にあるカフェでアメリカンを喫している。
先ほどから、雷を伴った夕立が間断なく続いている。



したがって、長い長い雨宿りを余儀なくされているのである。
熱さに喘いでいた木々は、忽ち生き返って 緑の葉をそよがせている。

今日は、早い昼飯をしたためて光が丘よさこい祭りに出かけて来たのである。
老いも若きも、汗滴らせて鳴子片手に舞い踊っている。



剛毅な踊りである。
この踊りは、屈託の無い者の踊りである。
少なくとも、いささかでも蟠りがあれば踊れない。

何故なら、弾けているからである。
ヨサコイが全国的に広がったのは、けだし当然である。



統一されたコスチュームで身を包んだ集団。
その集団が乱舞するのは迫力がある。
迫力があるし、女性はより美しく映える。







「ヨサコイの踊りの輪から夏はじけ」







女は装った時、女神になる。
ましてや踊っている。



        荒 野人