エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

梅雨明けの空

2013年07月08日 | ポエム
梅雨が明けた。
だがしかし、縦に長い日本列島である。



豪雨に見舞われて呻吟する地域にお見舞いを申し上げるものである。
世界中を襲っている異常気象は、人の進化の歴史と無関係ではない。
とするならば、自戒するだけでは済まない。



果敢に挑み、かつ克服するしか手段は無い。
人類の負の遺産は、人類が清算するしか無いのである。



水澄んで魚棲まず。
俳句は、清濁併せ飲むけれどしかし素直な短詩形である。



なんという空が・・・。
まるで「タジカラオノミコト」が千切り捨てたかのような雲が。



緑と建屋が区切る空は、シャープである。







「タジカラの千切りし雲や梅雨の明け」







梅雨が明けた途端の猛暑である。
若かったら、水遊びに興じたいものだ。



        荒 野人