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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

西日本豪雨~安倍晋三の〝危機意識〟と〝情のなさ〟を示す3枚の写真。安倍って被災地訪問とか嫌いだよね

2018年07月14日 | 事件・出来事
 西日本豪雨。
 安倍官邸の危機意識のなさを示す写真が話題になっている。

 ひとつは有名な「赤坂自民亭」。
 5日に気象庁が
「これまでの事例を参考にせず、命を守る行動をしてください」
 と警告を発していたにもかかわらず、おおいに持ち上がった酒盛りをやったらしい。

 

 この酒盛りには防衛大臣の小野寺五典も参加していて「現場から逐次報告を受けて指示を出していた」と言い訳しているんだが、酔っ払って指示を出してたのかい!
 こういう時は、「総理、西日本の被害が大きいようなので防衛省に戻って対応します」と言うのがフツーだと思うけど。

 まあ、5日の時点では誰もがこんな大きな災害になるとは予想していなかったから、ある程度は仕方がないとは思うよ。
 だが、その後の対応がまずい。
 いわゆる〝空白の66時間〟というやつだ。

 6日、各地から大雨特別警戒警報が出され、263万人に避難勧告が出ている状態なのに、官邸が対応している動きは見えず、大雨に対応する閣僚会議が開かれたのは7日午前10時。
 しかも時間はわずか30分ほど。
 その時の写真がこれなんだけど、安倍、絶対に二日酔いだろう。

 

 で、その後、安倍は自宅に帰っちゃった!
 7日の首相動静に拠れば、〝首相 11時49分に帰宅。午後、来客なし〟。

 で、8日、政府はやっと重い腰を上げて、「非常災害対策本部会議」を立ち上げるんだけど、その時間はわずか20分!

 ひどいもんだね。
 安倍って、国民に寄り添う気などまったくない。
 父親の安倍晋太郎から「晋三には情がない」と言われてたらしいんだけど、確かに。
 おそらく、この時、安倍の頭の中にあったのは、14日にフランスに行けるかどうか。
 14日はフランス革命の記念式典の日で、安倍と自衛隊が参加することになっていたらしいんだが、安倍は総司令官として自衛隊が行進する場にいたいときっと思っていたに違いない。
 …………………

 そして、週が明けて、安倍の被災地訪問。
 初動対応の遅れに対して記者に問われると、
「政府として一丸となって発災以来、全力で取り組んでまいりました。現場の声を吸い上げ、国が自治体と一体となって対応していく考えです」

 おいおい、どこが一丸なんだよ!
 自分は自宅に引きこもってたじゃないか!
 安倍って、「全力」とか「一丸」って言葉が好きだよね。
 こういう言葉を使えば、国民をダマせると思っている。

 被災者の方から、
「世界ばかりに目を向けるのではなく、我々国内にも目を向けてください」
 と言われると、安倍は苦笑いをしながら、
「国内も………やっています」

 基本、安倍って、国民と直接関わるのが嫌いな男だよね。
 安倍が会うのは〝各国の要人〟〝芸能人〟〝経済界の人間〟。
 こういうきれいな場が大好き!
 逆に被災地とか大嫌いだろう。
 経産大臣の世耕は言い訳していたが、安倍が訪ねる被災地の体育館には急遽クーラーが設置されたとか。
 安倍は「ボクはクーラーのない所には行きまちぇん!」とかダダをこねたのかね?

 この写真もすごいよな。

 

 被災者に寄り添う安倍を撮るために群がるマスコミ。
 田中龍作さんというフリーのジャーナリストが撮った写真なんだけど、これ、絶対フォトセッションだろう。
「マスコミの皆さん、これから総理が被災者の方に話しかけます。体育館の演壇に移動して下さい」
 みたいな誘導があった。
 でなければ、記者があんなに演壇にのぼっているはずがない。
 上からの写真の方が〝いい写真〟が撮れるから敢えて撮影場所を演壇の前にしたのかもしれない。

 かくして、権力者の裏の顔は隠される。
 今回は「赤坂自民亭」の写真が出て来たから批判の的になったけど、これがなかったら「安倍さん、がんばってるな」になったかもしれない。



※追記
 ヒゲの隊長こと、佐藤正久議員のツィートも気持ち悪い。

「政府のプッシュ型支援物資輸送の成果です。自衛隊がコンビニ商品をトラック輸送したのは初めてだと思います。安倍総理のリーダーシップです。全ては被災者のために!」

 安倍総理のリーダーシップです!(笑)
 大本営発表、北朝鮮国営放送かいっ!

 コンビニ商品を自衛隊が運ぶって言うのもどうかと思うよ。
 つまり、被災者の方に「買え」ってこと?
 そんなもん、政府が買い上げて無料で配布しろ!

コメント (4)
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永野芽郁、かわいい!~さくらしめじ 「ひだりむね」 ミュージックビデオに告白を待つ女の子役で出演!

2018年07月12日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 朝ドラ「半分、青い。」の永野芽郁さんって、どちらかというと庶民的で圧倒的な美人ではないんですよね。←失礼!
 この前、「踊る! さんま御殿」に芳根京子さんが出てたんだけど、芳根さんに会ったら「ははあっ!」って恐縮してしまうけど、永野さんだとそうならない。←またまた失礼!

 でも、同じ教室にいたら絶対に気になる存在。
 元気で表情が豊かで、彼女の一挙手一投足に目が行ってしまう。

 そんな永野芽郁さんの魅力を詰め込んだのが、さくらしめじの「ひだりむね」のミュージックビデオだ。

 

 曲の内容は、同級生の女の子(永野芽郁)のことを目で追い、ドキドキしている男の子の気持ち。

 曲中、学校の階段を上がってくる永野さんと目が合うシーンやラブレターを渡せなくて怒った顔をするシーンの表情などは最高!

 この曲を歌っている、さくらしめじの男の子ふたりも可愛いよね。
 絶対に人気が出そう。

 永野芽郁さんもさくらしめじも事務所は〝スターダスト〟らしいんだけど、朝ドラ女優・永野芽郁に乗っかって、さくらしめじを売りだそうという作戦か?
 前クールの朝ドラ「わろてんか」の葵わかなさんもスターダストだけど、スターダスト恐るべし!

 というわけで、百聞は一見にしかず、「ひだりむね」のMVをご覧下さい。
 きっと青春時代を思い出すはずです。

 さくらしめじ「ひだりむね」みゅーじっくびでお(YouTube)


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ラストアイドル~第13回戦の挑戦者・加藤ひまりって子が凄いんだが。審査員も加藤さんをめぐって白熱のバトル!

2018年07月10日 | アイドル
 ラストアイドル2期生メンバー入れ替えバトル 第13回戦。

 挑戦者の加藤ひまりさんは、パフォーマンスバトルが始まるといきなり床に寝て目を閉じた。

 

 何だ、これは!?

 加藤ひまりという子は、画面に現れた時から雰囲気が違っていた。
 グループの中で欠けているものを見つけ、暫定メンバー立ち位置2番の水野愛菜を指名するなど、勝つための戦略をしっかり練り、目はまっすぐ前を向いていた。
 まさに勝利しか見ていない感じ。
 迫力で明らかに暫定メンバーを圧倒している。

 これは第2の平手友梨奈か? と思っていたら、歌った曲は欅坂46の『不協和音』だった。

 

 おおっ、『不協和音』を自分のものにして歌っている!
 ダンスはイマイチだったが(自分でも初心者だと言っていた)、思いは十分に伝わってくる。
 決して借りてきたモノマネではない。
 実際パフォーマンスが終わると、暫定メンバーはざわついていた。

 僕もラストアイドルのバトルをずっと見て来たけど、加藤さんほど心がザワザワした子はいなかった。

 これは絶対に加藤ひまりの勝ち。
 誰もがそう思ったに違いない。
 だが、ジャッジの宇野常寛氏は逆の判定。
 勝ったのは暫定メンバーの水野愛菜さん。
 その判断の理由というのが、

「このチームは現時点で暫定メンバー1番の篠原のチーム。
 その隣にいるのは誰がふさわしいかの観点で考えた。
 加藤さんはきっちりと戦略を立てて仕上げてきた。
 しかし、そんなにガチガチに固めてこなせる優等生が篠原の隣にいた時にラストアイドルはガチガチになりすぎる。
 愛すべき雑魚キャラの水野さんが篠原の隣にふさわしいと思った。
 加藤さんはバランスを考えて立ち位置2番に挑戦した。
 僕はバランスを考えて加藤さんを落とした」

 宇野常寛、やっちまったな。
 宇野さんはラストアイドルを立ち位置1番・篠原望を中心にした当たり障りのないグループにしたいのかな?
 確かに加藤ひまりはグループの調和という点で異物かもしれないけど、異物がいた方がグループは断然面白い。
 実際、加藤ひまりは宇野常寛を熱く本気にさせている。

 で、他の3人の審査員の判定は加藤ひまり。
 多数決なら1:3で加藤さんの勝利。
 ブラザートムさんは「ふたりから選ぶのなら加藤さんが残った方が面白くなる」
 竹中夏海さんは「ああいう対決で加藤さんみたいな女性を評価できる日本人男性が増えてほしいと思う」

 そして、その後、宇野さんと竹中さんはツイッターでケンカしているらしい(笑)

 こんなふうに審査員を熱くさせる素材ってなかなかいないよな。
 ラストアイドルの運営は、加藤ひまりさんをどうするつもりなんだろう?
 セカンドユニットでの登用はあるのか?

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西郷どん スペシャル2~乃木坂46山崎怜奈、き●たま攻撃でセクハラに遭う(笑) 吉之助は腹黒くなるらしい

2018年07月09日 | 大河ドラマ・時代劇
 昨夜の『西郷どんスペシャル2』に関ジャニ∞の横山裕さん、乃木坂46の山崎怜奈さんが出演!
 関ジャニと乃木坂か。
 若い層を大河ドラマに取り込もうとしているな。
 NHKも柔軟になった。

 関ジャニ横山さんは、勝海舟が敵をつくることを怖れなかったことに触れて、
「俺もこれからSEXYZONEに悪口言う」(笑)
 するとMCのフットボールアワーの後藤さんがツッコんで、
「せめて先輩の悪口言え」(笑)

 乃木坂のれなち(山崎怜奈)に対しては、坂本龍馬が書いた手紙の〝き●たま〟という言葉が出るたびにカメラに抜かれるセクハラ!(笑)
 NHKも柔軟になったねえ。
 同じ時間、乃木坂は神宮でライブをやっていたはずだけど、あ、この番組は録画か。

 ………………

 革命編では、吉之助(鈴木亮平)は腹黒くなるらしい。
〝清濁併せ持って、したたかに非情に〟

 確かに生きるか死ぬかの権力闘争の場では、今までのような〝まっすぐでいい人〟では腹黒い連中にたちまちヤラれてしまうだろう。
 なので変貌した吉之助には注目だ。
 とはいえ、完全に腹黒くなるわけではなく、まっすぐな部分を根底に残しつつ、闘争に勝つために敢えて泥を被るということなんだろうけど。

 そして最近の幕末の大河ドラマ『花燃ゆ』『八重の桜』に欠けていたのはこれ。
 主人公は、いつまでもいい人。
 これだとドラマは面白くならない。
 八重は会津陥落ですこしダークサイドに振れたが、時代に翻弄された結果で、覚悟の上のダークサイドではなかった。
 おそらく吉之助は覚悟をもって、腹黒く非情になるのだろう。
 
 歴史上の人物との対決もあるらしい。
・坂本龍馬(小栗旬)
・勝海舟(遠藤憲一)
・岩倉具視(笑福亭鶴瓶)
・桂小五郎(玉山鉄二)

 これは俳優対決でもありますね。
 鈴木亮平 VS 小栗旬、遠藤憲一、笑福亭鶴瓶、玉山鉄二。
 どんな相乗効果が生まれるか?

 ちなみに番組で紹介された4人の人物から学ぶべき言葉は──
・坂本龍馬 「変わることを恐れるな」
・勝海舟  「みんなが敵の方がいい。その方が大事ができる」
・岩倉具視 「すべての未来は妄想がつくる」
・桂小五郎 「逃げるは恥だが役に立つ」

 最後の桂の言葉って、一昨年に流行った民放のドラマだけど、NHKも柔軟になったねえ。

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麻原彰晃ら死刑執行~今、改めて考えたいオウム真理教事件、宮崎勤事件、酒鬼薔薇聖斗事件

2018年07月07日 | 事件・出来事
 オウム真理教事件の麻原彰晃ら教団元幹部7人を死刑執行。

 この執行にゴーサインを出した上川法務大臣のメンタル大丈夫か?
 僕なら絶対に耐えられない。
 でも、法務大臣の上川陽子は執行の前日に安倍らと酒盛りをしていたそうだから、何も感じていないのかもしれない。

 テレビでは死刑執行について実況中継。
 フジテレビでは、死刑囚に〝執行〟シールをつけ、あれこれ解説していたらしい。
 森友事件や日本会議などを追及している著述家の菅野完氏はこれについて〝中世の公開処刑か?〟みたいなことをツィートしてたけど、最近のテレビって慎みを忘れてないか?
 視聴者もこれを面白がって見たのかな?

 死刑を廃止しているEUはツイッターで
〝欧州は死刑に反対しています。議論に参加しましょう〟
 とメッセージ。
 確かに死刑について議論する、いいきっかけなのかもしれない。
 死刑を廃止した欧州の犯罪件数は増えたのか、減ったのか?
 欧州ではどんな議論がなされたのか?
 国家権力と人権との関係は?
 一番いけないのは思考停止してしまうことだろう。

 ………………

 戦後に起きた事件として僕が深く考えたいのは
・宮崎勤事件
・オウム真理教事件
・酒鬼薔薇聖斗事件

 いずれも社会の病巣を表現している事件だ。

 宮崎は引きこもりのオタク。
 オウム真理教はカルト宗教。
 酒鬼薔薇は14歳の少年。

 これらを分析した本はそれぞれ何冊か読んでいて、〝疎外〟〝孤独〟〝生きづらさ〟〝生きている実感〟〝現実と空想〟〝肉体と精神〟〝無機質空間〟といった言葉で説明されていたけど、これらの言葉にはすでに手垢がついてしまった。
 新しい別の言葉を求めてしまう。

 その意味では麻原が何も語らず死んだのは残念だった。
 彼の本音を聞きたかった。

 あと戦後の事件として考えたいのは、東日本大震災。
 3・11はさまざまな形で今を生きる僕たちの心に影響を及ぼしていると思う。

 未来に生きるために、人間や社会を知るために、これらの総括・分析は必要だ。
 でも、実際になされるのは50年後くらいかな?
 これらを客観的に見るには、僕たちはあまりにも近くて直接的すぎる。
 
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水道民営化法案、衆議院通過~安倍によりまた日本が壊れた! これを許している国民の脳天気!

2018年07月06日 | 事件・出来事
 ワールドカップで熱狂している間に、働き方改革法(=残業代ゼロ法)が成立。
 昨日は、水道法改正案(=水道民営化法案)が衆議院を通過。

 大丈夫なのかね? これ。

 残業代ゼロ法は現在、年収1075万以上の方が対象になっているけど、経団連は年収400万まで下げたいと思っているとか。

 水道民営化法案は、いろいろお茶を濁しているけど、〝民間企業が水道事業に参加できること〟を事実上認める法案。

 ええっ、水道を民間が経営するの!?
 利益を追求する民間企業なら、水道代絶対に上がるよね?
 安全・衛生面でも手を抜いたりするよね?
 聞くところに拠ると、フランスやボリビアなど、外国では水道民営化はすべて上手くいっていないみたいじゃないか。

 以前、このブログに来ていたネトウヨさんは、中国人に水源を買われる危険性を指摘していたけど、この水道民営化に関してどう考えているんだろう?
 絶対、外資が買いに来るよね?
 中国人に買われた時、彼は何を思う?
 それでも安倍を擁護するのだろうか?

 人は水道なしに暮らしていけないから、どんなに高くても水道料金を払わなくてはならない。
 こんな安定して儲かる商売はない。
 この利権をほしくて、企業が政治家にすり寄ってくるのは必須。

 なるほど、これが新たな利権なのか。
 建設・土木利権が頭打ちなので、学校利権(森友・加計)をつくり、人材派遣利権(=外国人労働者)をつくり、今度は水道利権。

 昭和の時代から自民党って一貫して利権政治だからな。
 利権政治が1000兆を超える借金を作った。
 ただ昭和の時代と違うのは、現在はその利権が一部の人間(経団連・外資・安倍の仲間たち)の間で独占されていること。
 庶民は広く薄く搾り取られるだけ。
 一方、特権をもったやつらは税金を貫流させてどんどん蓄えている。
 特権を振りかざして得をしている。
 東京医科大に不正合格したバカ息子が良い例。

 まあ、すべては政治に対する無関心が招いたことなんだけど。
 安倍がこの国を徹底的に壊したことに気づいた時はすでに遅い。

 皆さん、残業代なしで徹底的に働きましょう!
 高い水道料金を払いましょう!

 何ともおめでたい国民である。

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歌丸師匠が亡くなった~死すらも笑い飛ばす落語の粋! NGT48のおぎゆかも追悼のツィート!

2018年07月03日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 桂歌丸師匠が亡くなった。

 笑点の大ファンのおぎゆかこと、NGT48の荻野由佳ちゃんも早速、追悼の言葉をツイッターに上げていた。
 これはおぎゆかが歌丸師匠(人形)に出会った時の画像。

 

 笑点の大喜利では、歌丸師匠のことを円楽さんたちが「棺桶から出て来た」とか「遺体がしゃべった」とか言って笑いにするんですけど、
〝死すらも茶化しまう〟のが落語の粋なんですよね。
 古典の『死神』とか『らくだ』とか、落語には死を題材にした噺も多い。

 死を笑い飛ばすこと。

 これこそが究極の哲学。
 無理だと思うけど、こんな心境に早くなりたい。

 落語では〝貧乏〟も〝怠け者〟も〝粗忽者〟もみんな肯定される。
 どんな境遇でも笑い飛ばして生きよう。
 つらい時は寄席に行こう。
 歌丸師匠への供養は寄席に行くことかな。

 心よりご冥福をお祈りいたします。

 とりあえずは、この30秒ほどの映像をご覧下さい。

 【神回】 笑点の座布団全員没収される伝説の回が面白すぎるwwwwwww(YouTube)

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西郷どん 第25回 「生かされた命」~雪篷が振る〝革命〟の旗。吉之助は革命の意思を胸に抱いて島を出た

2018年07月02日 | 大河ドラマ・時代劇
 島を出る吉之助(鈴木亮平)に川口雪篷(石橋蓮司)は旗を振って見送る。
 その旗に書いてあったのは〝革命〟の文字。

 そう、吉之助はここで〝革命〟の意思をもったのだ。

 きっかけは、英国に対抗するために墨塗の丸太で偽装大砲をつくったこと。
 子供たちが手伝い、家人の子供も手伝い、身分を越えて力を合わせる。
 民が国を変えたフランスのことを紹介した雪篷はこの光景を見て、次のように叫ぶ。
「民が戦っておる。まるで革命のようじゃ!」

 おそらく吉之助は、〝民が戦い、国をつくっていく〟という着想を得たのだろう。
 もはや〝幕府〟や〝藩〟や〝武士〟の時代ではない。
 ひとりひとりの〝民〟が主役。
 吉之助はこのことを一連の島での生活で学んだ。

 一方、慶喜(松田翔太)は生麦事件の薩摩を助けることに関して、こんなことを言っていた。
「徳川は家臣のためにあるのではない。
 家臣が徳川のためにあるのだ」
 何だかんだ言って慶喜は偏狭な〝幕府ファースト〟なんですね。
 これは〝民を第一〟にする吉之助とは真逆の考え方。

 さて、どうなる?

 ………………

 雪篷が「民のために断じて戦ってはならぬ!」と言ったとき、吉之助が「斉彬様……」とつぶやいたのも面白い。
 斉彬(渡辺謙)が雪篷に乗り移ったのか、斉彬を追い求めていた吉之助が雪篷に斉彬を見たのかはわからないが、吉之助には、斉彬が雪篷を通してメッセージを送っているように思えた。

 何という師弟関係だろう。
 死してなお斉彬は吉之助の中にいる。
「西郷、わしになれ」
 吉之助の生涯は、斉彬の言葉を追い求めること、斉彬の代わりに時代を動かすことなのかもしれない。

 この〝人の魂が心に宿る〟という考え方は愛加那の言葉にも表れていて、信吾(錦戸亮)の計らいで再会した愛加那はこう言う。
「だんな様は私のここにいる。
 遠く離れていても、もう二度と会えなくても、この体の中、あなたでいっぱいじゃ」

 以前も書きましたが、吉之助の心の中には、〝斉彬〟〝愛加那〟〝雪篷〟〝島の人たち〟らの思いがいっぱい詰まっているんですね。
 こういう人は実に豊か。
 愛情、友情、応援、叱咤激励───
 たくさんの人の思いを背負って、吉之助は困難な現実と戦っていく。
 
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伊藤詩織さん事件~自民党国会議員・杉田水脈の発言に非難殺到! 被害女性が責められる日本という国。

2018年07月01日 | 事件・出来事
 安倍官邸に近いジャーナリスト山口敬之が伊藤詩織さんを前後不覚にして強姦し、官邸が揉み消したとされる事件。
 BBCの放送した番組が大きな反響を呼んでいる。

 一方、BBCの番組にもインタビューで出演した自民党の議員・杉田水脈はツイッターで詩織さんのことを次のように非難。

『もし私が、「仕事が欲しいという目的で妻子ある男性と2人で食事にいき、大酒を飲んで意識をなくし、介抱してくれた男性のベッドに半裸で潜り込むような事をする女性」の母親だったなら、叱り飛ばします。
「そんな女性に育てた覚えはない。恥ずかしい。情けない。もっと自分を大事にしなさい。」と。』


 うわっ、気持ち悪い。
 そもそも、このツィートには間違いがある。
 杉田は「仕事が欲しいという目的で妻子ある男性と2人で食事にいき、大酒を飲んで意識をなくし、介抱してくれた男性のベッドに半裸で潜り込むような事をする女性」と詩織さんを決めつけているが、そんな事実はどこにもない。
 杉田の勝手な認識で、名誉毀損で訴えられてもいい内容だ。

 この杉田発言に対してはさまざまな批判ツィートが寄せられている。

『お前ってさ、強姦されたと言って娘が泣きついてきたら娘の主張は無視して、加害者側の主張を聞きにいき、それを100%信じて娘を説教すんの?
 すげぇ親だな。お前を育てた両親は完全に教育に失敗してるよ』


『私は妻子ある男の一人として、その男を叱ります。
 そして同じく妻子ある男の一人として、娘をそのように叱る妻に、親の在り方について説明します。』


『もし、あなたが同じ目にあったらどうする? 同じ事言えますか?
 伊藤さんの事件の時、あなたは、その場にいましたか?』


 芸人ウーマンラッシュアワーの村本さんも
『仕事の相談なら妻子ある男性と2人で食事に行くのは、この時代普通。ここでの妻子の有無は関係ない。
 でも仕事の相談で来た女性に対して、意識なくすまでお酒を飲ませ、ホテルに行くのは妻子がいる男性のやることじゃないね。
 新しい歴史教科書を作りたい人が古い価値観で他人の歴史を修正しちゃだーめ』


 政治学者の三浦瑠麗氏も
『杉田水脈議員が詩織さんの件に落ち度云々とコメントしていますが、仮に財布がズボンのポケットからはみ出て気をつけてないうちにスられたとしても、窃盗は窃盗です。
 また不起訴の事実があっても、TBSの幹部として職を求めにきた人と性的行為をしようとしただけで職務上の倫理違反に問われる件です。』


 三浦瑠麗、たまにはマトモなことを言うじゃん。

 ………………

 杉田水脈は追い詰められたのか、こんな言い訳ツィートもしている。

『私は性犯罪は許せない!無理やり薬を飲まされたり、車に連れ込まれて強姦されるような事件はあってはならないし、犯人の刑罰はもっと重くするべきと考えています。
 が、伊藤詩織氏の事件が、それらの理不尽な、被害者に全く落ち度がない強姦事件と同列に並べられていることに女性として怒りを感じます』


 これに対してはラサール石井さんがひと言で論破。
『被害者に落ち度があろうがなかろうが強姦は強姦だよ。』

 ほんとラサールさんの言うとおり。
 昨日も書いたけど、前後不覚になった女性がいたら僕なら病院に連れて行くよ。
 僕が2日にわたって、この件を取り上げたのは、杉田水脈のような発言がいたる所に溢れているからだ。
 財務省のセクハラ次官の時もそうだったけど、この国はどうして被害者の女性が責められるのかね?

 安倍晋三も〝女性の輝く社会〟を主張するのなら、杉田を注意しろよ。
 杉田は加害者寄りの人間なのだろうが、同じ女性でもあるのに、どうして被害者の女性に寄り添えない?
 〝保守〟って、いったい何なんだろうね?

 最後はふたたびウーマンラッシュアワー村本さんの言葉でまとめます。

『政治家は全ての国民のためにいる。
 起訴か不起訴か、強姦か合意かを叫ぶのは政治家の仕事じゃない。
「しおりさんにも非がある」的な発言は、しおりさんと同じ経験をした声なき女性達から勇気を奪い不安を与える。
 政治家は国民に勇気を与え安心を与えて欲しい。全ての涙に寄り添えない政治家に明日ない。』


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