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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

追悼、長嶋茂雄~長嶋さんの面白エピソードを集めてみた!

2025年06月04日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 長嶋茂雄さんが亡くなった。
 僕は長嶋さんの現役時代をほとんど知らないんだけど、数々の伝説は聞いている。

・華麗な守備を見せたくて「ピッチャーゴロはぜんぶ俺が拾う」と宣言していた。
・わざと大きめのヘルメットをかぶり、フルスイングした時、吹っ飛ぶようにした。
・三塁打こそ野球の醍醐味だと考えて常に三塁打を狙っていた。
・敬遠はファンへの背信行為。
 敬遠される時、バットを持たずにバッターボックスに入って抗議した。
・ホームスチールも合計9回敢行! うち2回成功!
・1塁ベースを踏み忘れて幻のホームランに!

 まさに見せる野球! ショーマン長嶋!
 一挙手一投足から目が離せない。
 そして何よりも野球を愛していた。
 これがスーパースター長嶋茂雄だ。
 …………………………………………


 面白エピソードは枚挙に暇がない。

・英語の試験で〝I live in TOKYO〟を過去形に直しなさいと問われて〝I live in EDO〟と答えた。
 ←間違ってはいない!
・英語のTHEを「テヘ」、ONEを「オネ」と読んでいた。←素晴しい!
・ニューヨークでタクシーを呼ぶ時、〝Please call me taxi〟と言った←これ、僕も言いそう。
・外国のレストランでチキンを頼む時、〝I am chicken〟と言った。←日本語直訳。
・ニューヨークの寿司屋で「シャコ」を頼む時、「ガレージふたつ」と言った。
・グアムキャンプで「こっちの子は英語が上手いねえ」と言った。
・グアムキャンプで「さすがアメリカ、外車ばかりだ」と言った。
・ハワイで洋服がたくさんある店に入って売ってもらおうとしたが、売ってもらえない……。
 理由は入った店がクリーニング屋だったから←これは盛ってるよね!
・自宅に強盗が入った。短パンとTシャツでは失礼と考えてわざわざワイシャツ、ズボンに着替えた。
 ←これも盛ってるよね!
・好きな四字熟語は? と問われて『長嶋茂雄』と答え、職業欄に『長嶋茂雄』と書いた。
 ←自分大好き! ちなみに郵便は『大田区 長嶋茂雄』で届くらしい。
・ドラフト会議前日、松井秀喜を引くために、家でくじ引きの練習をした。
 ←結果として松井を獲得した!
・息子、一茂を後楽園球場で観戦させていたが、忘れて家に帰って来た←野球に集中する人だから!
・スランプ脱出のために試合前に特打。十分に汗をかいたのでそのまま帰ろうとした。
 ←試合はどうした?
・試合前に「俺のストッキングがない」と大騒ぎ。片足に二枚穿いていた。
・試合後に帰ろうとして「車の鍵がない」と大騒ぎ。
 その日は新聞社の車で球場に来たことを忘れていた。
・ビートたけしさんとゴルフの約束をしてゴルフ場に行ったが、たけしさんに会って
「おや、たけしさんもゴルフですか?」と言った←物忘れにも程がある!
・野村克也さんのささやき戦術は通用しなかった。
 野村さんが「最近、銀座に言ってるのか?」と囁くと、「このピッチャーはどうですか?」と聞き返して来た。
・新婚時代、あまりにも記者が追いかけまわすので「俺にだってデモクラシーがあるんだ」と怒った。
 ←プライバシー?
・インフルエンザが流行った時、「インフレには注意しないとね」と経済界に警鐘を鳴らした。
・ヤクルトのツバメ軍団が大活躍。インタビューを受けて「今年のスズメはすごいね」と言った。
・監督時代、選手を鼓舞する時、「決してあきらめるな! 人生はギブアップだ」と言った。
・代打でバントの名手・川合を起用。その時、「代打と見せかけてヒッティングだ」と大声で言った。
・監督としての苦労を記者に問われて
「ジャイアンツの監督は大変です。毎日がジャイアンツ戦ですから」と答えた←小泉構文?
・解説者時代、今後の試合展開をアナウンサーに問われて
「この試合1点でも多く取った方が勝ちですね」と言った←当たり前!

 まあ、これらの面白エピソードには誰かが脚色した都市伝説的なものもあるんだろうけど、
 現在、こんな逸話がいっぱいの人物がいるだろうか?

 アントニオ猪木さんもそうだったが、長嶋さんはエネルギーのかたまりなんですよね。
 それが周囲や時代を元気にする。
 高度経済成長期の社会も長嶋さんたちにエネルギーを与えていた。

 心からご冥福をお祈りいたします。


※関連動画
「栄光の男」サザンオールスターズ(YouTube)


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ジャイアンツ的な世界、ジャイアンツ的な秩序j (2020-08-15 21:07:49)
2025-06-06 04:57:53
ONとかV9とかあのあたりは覚えていますが、当時からの印象は「ムチャクチャやっても、なぜか許される子どもっぽいおじさん」です。身内や親戚にあんなのがいたら迷惑だろうなと、子供心に思ってました。
今思えば、演技も入っていたんでしょうね。

わたしが個人的にアンチジャイアンツなせいかもしれませんが、最後まで「ジャイアンツ的な世界」で過ごさざるを得なかった、ちょっと不幸な人かもしれないと思うこともあります。
王さんや松井さんは、ジャイアンツから距離を置くようになり、伸び伸びとした感じになりましたが、そうすることを許されなかった立場だったんでしょう。
返信する
ミスター・ジャイアンツ (コウジ)
2025-06-06 08:52:01
2020-08-15 21:07:49さん

いつもありがとうございます。

スーパースターは凡人の尺度では測れないんですよね。
ミスター・ジャイアンツ、ミスタープロ野球、それを背負うのは大変だったとも思います。
まあ、ご本人はそれも楽しんでいたのでしょうが。
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