「アイリス」のヒロインと言えば、スンヒ(キム・テヒ)だが、僕はキム・ソンファ(キム・ソヨン)を推す。
ソンファは北朝鮮の工作員。
黒ずくめの衣装で、クールなデキる女性。
頭も切れるし、銃の腕も正確。
言葉は少なく表情を変えない。
そんなソンファが、ヒョンジュン(イ・ビョンホン)に助けられたことから行動を共にする。
北朝鮮の工作員でありながら、ヒョンジュンのことが好きになってしまったのだ。
ヒョンジュンと共にソウルでの核爆弾によるテロを阻止するために戦うソンファ。
彼女は優秀な工作員であるため、ヒョンジュンの片腕として見事な働きをする。
その身のこなし、表情、すべてがカッコイイ。
銃を持たせてサマになる女性はあまりいないが、ソンファの場合は見事に決まる。
日本で言えば、「ブラッディ・マンデー」の吉瀬美智子さん、「SP」の真木よう子さん、「ジウ」の黒木メイサさんのイメージだが、僕はキム・ソヨンさんが演じるソンファを一番に推す。
さて、このソンファに僕が惹かれるのは、恋心を内に秘めた女性だからだ。
先にも書いたように彼女はヒョンジュンのことが好きで、行動を共にするのだが、自分の気持ちを語ることをしない。
あくまでヒョンジュンの相棒として振る舞う。
だが、そんな彼女の中では、恋心が激しく渦巻いている。
ヒョンジュンが恋人スンヒのことを思い出している時は、寂しそうな顔で静かに見守る。
スンヒが生きていることをヒョンジュンが知れば、彼の気持ちがスンヒの方に行ってしまうのがわかっているので、黙っている。
ヒョンジュンとスンヒが出会いそうになると、それを回避するために行動する。
見ている方は、ヒョンジュンとスンヒが再び結ばれることを求めながらも、ソンファの気持ちもわかるので、許してしまう。
そんな彼女が自分の気持ちをあらわにするシーンがふたつある。
ひとつは、スンヒが生きていることを黙っていたことを告白するシーンだ。
「なぜ黙っていたんだ?」とヒョンジュンに尋ねられて、ソンファはただうつむいて黙っている。
「あなたのことが好きだから」と言ってしまえばいいのだが、ソンファは言えない。
何という健気な女性だろう!
任務や戦闘に関してはクールなプロフェッショナルなのに、恋愛に関してはまったく初心だ。
こんなシーンもある。
ソウルでの核爆弾テロを阻止して北朝鮮に帰ることになるソンファ。
ヒョンジュンに別れを告げる時に彼女は、最後の最後にやっとこう言う。
「私を名前で呼んで」
これまでヒョンジュンはソンファのことを名字で呼び、名前で呼ぶことがなかった。だからこう言って頼んだのだ。
何という恋する女心!
そして、われわれ男性は、クールな女性が見せる純情に<ギャップ萌え>するのである!
本当に映画やドラマの世界には素敵な女性がたくさんいるな。
というか現実にいないから、魅力的に見えるのか?
確かに頭脳明晰で戦闘能力に長け、一方で恋愛に初心な女性なんていませんよね。
ソンファは北朝鮮の工作員。
黒ずくめの衣装で、クールなデキる女性。
頭も切れるし、銃の腕も正確。
言葉は少なく表情を変えない。
そんなソンファが、ヒョンジュン(イ・ビョンホン)に助けられたことから行動を共にする。
北朝鮮の工作員でありながら、ヒョンジュンのことが好きになってしまったのだ。
ヒョンジュンと共にソウルでの核爆弾によるテロを阻止するために戦うソンファ。
彼女は優秀な工作員であるため、ヒョンジュンの片腕として見事な働きをする。
その身のこなし、表情、すべてがカッコイイ。
銃を持たせてサマになる女性はあまりいないが、ソンファの場合は見事に決まる。
日本で言えば、「ブラッディ・マンデー」の吉瀬美智子さん、「SP」の真木よう子さん、「ジウ」の黒木メイサさんのイメージだが、僕はキム・ソヨンさんが演じるソンファを一番に推す。
さて、このソンファに僕が惹かれるのは、恋心を内に秘めた女性だからだ。
先にも書いたように彼女はヒョンジュンのことが好きで、行動を共にするのだが、自分の気持ちを語ることをしない。
あくまでヒョンジュンの相棒として振る舞う。
だが、そんな彼女の中では、恋心が激しく渦巻いている。
ヒョンジュンが恋人スンヒのことを思い出している時は、寂しそうな顔で静かに見守る。
スンヒが生きていることをヒョンジュンが知れば、彼の気持ちがスンヒの方に行ってしまうのがわかっているので、黙っている。
ヒョンジュンとスンヒが出会いそうになると、それを回避するために行動する。
見ている方は、ヒョンジュンとスンヒが再び結ばれることを求めながらも、ソンファの気持ちもわかるので、許してしまう。
そんな彼女が自分の気持ちをあらわにするシーンがふたつある。
ひとつは、スンヒが生きていることを黙っていたことを告白するシーンだ。
「なぜ黙っていたんだ?」とヒョンジュンに尋ねられて、ソンファはただうつむいて黙っている。
「あなたのことが好きだから」と言ってしまえばいいのだが、ソンファは言えない。
何という健気な女性だろう!
任務や戦闘に関してはクールなプロフェッショナルなのに、恋愛に関してはまったく初心だ。
こんなシーンもある。
ソウルでの核爆弾テロを阻止して北朝鮮に帰ることになるソンファ。
ヒョンジュンに別れを告げる時に彼女は、最後の最後にやっとこう言う。
「私を名前で呼んで」
これまでヒョンジュンはソンファのことを名字で呼び、名前で呼ぶことがなかった。だからこう言って頼んだのだ。
何という恋する女心!
そして、われわれ男性は、クールな女性が見せる純情に<ギャップ萌え>するのである!
本当に映画やドラマの世界には素敵な女性がたくさんいるな。
というか現実にいないから、魅力的に見えるのか?
確かに頭脳明晰で戦闘能力に長け、一方で恋愛に初心な女性なんていませんよね。
黒木メイサのファンでファンブログやっているものです。
IRIS、僕もはまっています。
ソンファがWヒロインになるような感じになってきましたね。
ソンファのけなげな感じがとてもよいです。
書いてくださった記事で今後がますます楽しみになって来ました!
お邪魔しました。m(_ _)m
名前で呼ばずに 姓で呼ぶということは
よほど(距離を置いた関係)のですよね
ソンファの寂しさは測り知れません
普通は 名前がユジンなら「ユジンシー」くらいでも節度ある呼び方です
さらに親しくなれば「ユジナー」と呼びます
姓だけで呼ぶことは かなり失礼にあたると聞いたことがあります
日本人の 姓のさんづけで呼ぶ感覚は通用しないとか・・・
目上の人には とりあえず「ソンセンニム」(先生様)と呼んでおけば失敗が無いとも聞きました
役職にニムをつけるのも 無難な敬意表現ですよね
例えば シッチャンニム(室長様)
ハングルの綴り次第では音便が生じるので
韓国語を知らない私には そこらあたりが難しいしネックでした
あ そうそう
ハングルを考案した名君「世宗」の一代記である「大王世宗」)(テワンセジョン)も面白かったですよ
コウジさん ご覧になった韓国ドラマは必ずアップして下さいね
楽しみが増えました (*^・^*)
アイリス、見てました。韓国ドラマは他にあとひとつしか見ていないので多くを語れませんが、アイリスとても楽しくみました。どんどん登場人物も増えていき、黒幕への謎が深まるスケールの大きさがよかったです。
そして……旦那がスンヒ推しでした。男性はスンヒのけなげさに弱いのですね。
それからこの夏は「それでも生きていく」を固唾をのんで見続け、「ドン・キホーテ」にエンターテイメントを感じ、江に落胆しているところがコウジさんとまったく同じです。
さらに「DIVE!」も前に読んで、感動したところも一緒でした。
シンクロしてるな~と思いました。
初めまして、コメントありがとうございます。
黒木メイサさんを応援していらっしゃるんですね。
僕は「幸せになろうよ」の黒木さんが好きです。
実に地に足がついた自然な感じで。
黒木さんはまだ様々な顔を持っていそうなので、いろいろな役にチャレンジしてほしいですね。
それから、かっこいい戦う女性たちをもっと登場させてほしいです。
教えていただきありがとうございます。
「ユジンシー」「ユジナー」という呼び名は、「冬ソナ」で僕も聞き取っていて、どんな違いがあるんだろうと思っていましたが、やっとわかりました。
「アイリス」でもヒョンジュンのことを「ヒョンジュンシー」と呼んでいました。
あるいは、キム・テヒさんが演じるスンヒがヒョンジュンに「私のことを名前で呼んでいいわよ」というシーンがありました。
スンヒはヒョンジュンの上司にあたるので、それまでは「チーム長」と役職で呼んでいたのです。
ヒョンジュンがスンヒをどう呼んでいたかはもう一度確認してみますね。
人の呼び方って文化があらわれていて面白いですね。
少し離れますが、最近、英語のマーガレットという名前の愛称が、ペギーだと知って「何で?」と思いました。
お久しぶりです。
>旦那がスンヒ推しでした。男性はスンヒのけなげさに弱いのですね。
やはりそうですか。
昨日、やっと最終話を見たのですが、ヒョンジュンに花束をもらって、顔がほころぶスンヒの乙女ぶりがともかく可愛くて……。
「それでも生きていく」「ドン・キホーテ」もいいですよね。ふたつは両極端な作品ですが、ドラマは中途半端はダメで、大きく極端な方がいい。
森絵都さんの作品は、全て読もうと思って、少しずつ読んでいる所です。
「永遠の出口」がともかくよかった。
心理描写の繊細さは北村薫さんに通じるものがありますよね。
>英語のマーガレットという名前の愛称が、ペギーだと知って「何で?」と思いました。
ベギーですか?
それは初めて聞きました
私んちの犬のメグちゃんは「マーガレット」の
愛称として名付けました
megumiはメグからです
西洋人(この言い方が古いですよね)の愛称は
分りにくいですね
ボブがロバートとか
ビリーがウィリアムとか
ディックがリチャードとか
映画の「リトルダンサー」でビリー少年の父親が(炭鉱夫)が
バレエ学校の入学試験の受け付けで
「ウィリアム君ですね?」と確認されてた時に
???な表情をしていたのが可笑しかったです
親ですら ウィリアムの愛称とは知らずに「ビリー」って名付けてるんですね
私は 高校生の時に
ロシア人の名と姓の間に 父称が入るのが好きでした
しかも語尾が男女で変わるところも面白いと思いました
アンドレイの息子はアンドレーエヴィチで
娘はアンドレーエヴナになりますよね
ペギーらしいです。
「アメリカ情報コレクション」(講談社現代新書)に載っていました。
ディックはリチャードなんですか、知らなかった。
あとは、僕も「リトルダンサー」を見たのですが、そんなやりとりがあったとは気がつきませんでした。
ロシアのミドルネームに父称が入るのも面白いですね。
文化の感じがする。
日本や中国は漢字の組み合わせでいくらでも名前を作れますが、西洋はそれが出来ず、名前の数が限られている。だからミドルネームみたいな発想が出てくるのかもしれませんね。
韓国も名字の数が少ないから、名前で呼ぶのかな、などと思いました。