平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

古賀茂明氏が報ステの放送中・放送後のやりとりをすべて語った~リテラより抜粋

2015年03月29日 | 事件・出来事
 報道ステーションで〝官邸の圧力で自分の降板や番組のMプロデューサーの更迭〟を語ったコメンテイター古賀茂明氏。
 もし、これが事実だとしたら、政府によるとんでもない報道関与、言論圧力である。

 その古賀氏。
 番組CM中と終了後の生々しいやりとりについて次のようにリテラに語っている。

 まず、番組幹部のW氏とは、

『僕と古舘さんとわーっとやり合って、CMに入りまして、そこで(番組の幹部W氏が)来るんですよ。「打ち合わせに無いことをしゃべるな」と言ってきたんです。だから僕は「えっ?」と驚いて、「打ち合わせしたこと以外は、しゃべっちゃいけないんですね、もう一回言ってください」と言ったら、「だから打ち合わせに無いことを言わないでください、古賀さん」と言ったから、僕はそれを紙に書いたんです。
『打ち合わせに無いことを喋らないでくださいと(番組の幹部W氏は)言いましたので、私はこの番組の中では打ち合わせたこと以外しゃべれなくなってしまいました』って、(CMのあと)最初にそれを言ってから、私はしゃべりますからと言ったんです。CM中のことです。
そしたら(番組の幹部W氏)は、すごいあせっちゃって、「なんでそんなこと言うんですか」と言うから、だってあなたが今言ったでしょ、と。
僕の立場としては言いたいことを全部言いたいけど、でも、それを言わないんだったら、何で言わないか説明しなければならないじゃないですか、と話をして、あなたは名前を出さないで裏でそういうふうに圧力かければすべて済むからいいですけど、僕は名前出してやっているんですよ、と。だからあなたも正々堂々と言えると思っているんだったら、名前を言っても何も困らないでしょうと言ったら、それは困ると言って』

 テレビ朝日・報道局長とは、

『楽屋から出ると、通路の真ん中に仁王立ちした報道局長がいて、通路を通さない感じで、彼はおそらく僕にきっちり抗議した、と、周りに分からせようというのもあるのか、みんなの前で見せるように、「何であんなことを言うんだ」「あれはおかしいじゃないか、ニュースの中身と関係ないじゃないか」とかそんなことを色々言いながら、私についてきて、私は無視して、でもエレベーターまでついてきて、地下のハイヤーの乗り口までずっとついてきて、そういうことをずっと言うわけです。
だけど、僕が途中から、あなたの仕事はこういうことが仕事なの? 違うでしょ、なんで(Mプロデューサーを)更迭したの?」と。
そしたら報道局長は「更迭じゃない」と最初は言い張っていたんだけど、僕が「じゃあ、なんで(Mプロデューサーを)代えるの? 古舘さんにしても(Mプロデューサーを)代えたいわけじゃないでしょ。(Mプロデューサーを)守るのがあなたの仕事でしょ」と、ずっと僕は色々言ったら、報道局長は途中から黙ってしまった。完全に何も言えなくなっていました』

 もっと詳細をお読みになりたい方は以下をご覧下さい。

 さらに続報! 古賀茂明が『報ステ』放送中・放送後のスタッフとのやりとりをすべて明かした!(リテラ)

 このやりとり、古賀氏本人が語っているのだから主観的なものはあるにせよ、ほぼ間違いはないだろう。
 もし、事実と違っているならテレビ朝日は記者会見でも開いて弁明すべきだ。

 それにしても本当に情けないね、テレビ朝日の報道局。
 権力の顔色をうかがって口を閉ざすのなら、報道なんかやめちまえ。
 安倍晋三と仲良く夕食なんか食ってるから、そういうことになるんだ。

 月~木曜日のコメンテイターの恵村さんも幻冬舎の見城徹氏(テレビ朝日番組審議会委員長を兼任)とテレ朝・早河会長が協力して外したと古賀氏は言ってるけど本当?
 見城さん、「ひんしゅくは買ってでもしろ」というのが信条だって聞いたけど、全然違うじゃないか?
「どんどんひんしゅくを買う番組を作れ」と言うのがあなたの仕事じゃないの?
 見城さんのこと、編集者として尊敬してたのになぁ。
 とても残念だ。

 人事による圧力。
 NHKの会長・籾井も同じようなことをしてるけど、上から「官邸からクレイムが来るような報道をしたら異動させるぞ」って言われたら、そりゃあ、現場は萎縮するよね。
 圧力から現場を守ってやるのが上の仕事なのに。

 最近、テレビがおかしくなっている。


※追記
 この件について、菅官房長官は「放送法」を持ち出して言及した。
 政府が「放送法」を持ち出すことはこれが初めてらしい。

 砂川浩慶(ひろよし)・立教大学准教授(メディア論)はこんなコメントをしている。(朝日新聞)
「生放送中のハプニングは番組として不適切ではあったものの、今回の最も大きな問題は、政権与党と放送メディアとの関係だ。
 官房長官が「放送法」を持ち出したのは非常に巧妙。直接的ではなくても、口に出すことで圧力になる。
 今後、テレビ局側が当たり障りのないコメンテーターを使うなど、結果的にメディアによる権力批判が封じられることにつながることを懸念する。
 今後もテレビ局は波風をたてることを恐れず、少数意見や政権を批判する意見も報道し、多様な角度から報道することが重要だ」

 確かに。
 それにしても菅って陰湿だよな。

コメント (4)
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手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ 春休み合体スペシャル~これは俺たちの修行だ!

2015年03月29日 | コミック・アニメ・特撮
 おおっ、ショッカー復活か!
 鷲のマークに地球の紋章!
 熱いぜ!

 さて、今回はニンニンジャー&仮面ライダードライブ春休み合体スペシャルですが、本ブログは風花ちゃん(矢野優花)にスポットを当てることを主眼にしていますので、今回も。
 しかし、さすがに今回は目立った活躍がなかった。

★変身した仮面ライダードライブを見て「ちょっとカッコいい!」 ←ちょっとなんだ。
★天晴(西川俊介)が逮捕されると、助けることもせず、八雲(松本岳)らと共にすぐに逃げるww
 で、「お兄ちゃんも忍者なんだから何とかするでしょう」www
★しかし、天晴がネバネバの正体が妖怪ブルブルだとわかると、「お兄ちゃん、やるじゃん!」と両手でVサイン!

 何だかんだ言って、兄のことを気にかけている風花ちゃんでした。
 来週は風花ちゃんメインの回になりそうなので見逃せません!

 なお、今回のエピソードで天晴の職業が判明した。
 警察の取り調べを受けて、
「伊賀崎天晴、職業アカニンジャー」 ←職業だったのか!

 仮面ライダードライブ・泊進ノ介(竹内涼真)に言わせると、天晴はこんなふうに見えるらしい。

「考えない熱いバカ」 ←おいおいwww

 しかし、天晴の熱さは進ノ介にも伝播して、
「もう考えるのはやめた。お前とフルスロットルで走る!」

 確かに考えすぎて立ち止まるより、走った方がいい時ってありますよね。
 時間が経てば自浄されて消えてしまう異常事態の中、天晴が語ったポジティブな言葉も印象的だった。

「これは俺たちの修行だ!」

 力強い言葉ですね。
 どんなに大変で苦しい時も「これは自分を鍛える修行なんだ」と思えれば乗り越えられる。
 逆境の時に思い出したい言葉です。

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