平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

デート~恋とはどんなものかしら~第8話 出来ないかもしれないけど、恋をしてみたいです

2015年03月10日 | 恋愛ドラマ
 みんな、感情を持って生きている。

・宗太郎(松尾諭)は「勝ったのは俺だろ! なのに俺は女房に逃げられて、今朝、離婚届が届いて、何でお前が結婚出来んだよ!」

・佳織(国仲涼子)は、ずっと巧(長谷川博己)のことを思い続けている。
 車で巧の家の前を通る時は、巧の姿が見えないかとチラ見。
 巧との関わりを持ちたくて、留美(風吹ジュン)の絵画教室で絵を描く。

・鷲尾(中島裕翔)はフラれて涙&カラオケ。

・俊雄(松重豊)と努(平田満)は、スティーブ・マックィーンをめぐって大ゲンカ!

・留美は「幾久しく」で笑いを抑えられない。

・小夜子(和久井映見)は、いつか依子(杏)に好きな人が出来た時のために、チョコレートのオーダー。

 みんなが当たり前のようにしている〝感情生活〟
 しかし、依子にはそれが欠けていた。
 いや、正確に言えば、それを心の奥底に閉じ込め、蓋をしていた。
 理由は傷つくのが怖いから。
 傷つくのを怖れて依子は〝理性〟〝理論〟という鎧をまとったのだ。
 感情で生きるのはムダで合理的でないし、どちらかと言えばカッコ悪いですからね。
 佳織が巧を20年以上思い続けているのなんて、その最たるもの。

 しかし現在、その閉じていた蓋が開きつつある。
 今回、チョコを食べて泣いたのもその現れ。
 泣くというのは感情生活。

 そして、このせりふ。
「出来ないかもしれないけど、私に教えて下さい、恋というものを。恋をしてみたいです」

 どうやら依子に〝恋〟という人間にとって〝最も激しい感情生活〟が始まりそうだ。

 それにしても、泣くことも笑うこともして来なかった依子の人生って、つらかっただろうな~。

 依子、泣いてもいいいんだよ、笑ってもいんだよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする