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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

紅白歌合戦2014あれこれ~美輪明宏さんは別格! サザンは問題作を披露!

2015年01月01日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 2014年の紅白歌合戦。

 注目点は、紅組司会の吉高由里子さんが何をしでかすか?(笑)
 でも、割と無難だったな。
 面白かったのは、『花子のアン』の役者さんたちがサプライズで登場した時の「みんな、ヒマなの?」(笑)
 吉高さんにはもっと自由に弾けて欲しかったのに。

『花子とアン』の大晦日編、面白かった。
 まさか嘉納伝助が出て来るとはね。
「蓮子を見て、惚れ直したばい」と伝助が叫ぶと、宮本龍一が、
「蓮子さんを幸せに出来るのは僕だけです。結婚して下さい」
 すると、
「ダメだ、彼女(仲間由紀恵さん)は結婚しているんだから」(笑)
 宇田川満代先生は相変わらず毒舌。
 そしてオチは白鳥かをる子様。
 いきなり吉高さんの司会にダメ出しをし、「自分が代わりに司会をやる」と言い出す(笑)
 現実と物語が上手くリンクしたコントでした。
 それと、徳丸武って、『ごめんね青春!』のクローズではないですか!?
 今回、やっと気づきました。

 神田沙也加さんとイディナ・メンゼルさんの中継の時は、松田聖子さん涙目でしたね。
 確かに、娘が紅白の舞台に立てて、しかも世界の一流のミュージカル女優との共演ですから、母親としてさぞ感無量でしょう。
 その想いがよく伝わりました。

 サザンオールスターズは『ピースとハイライト』を披露。
 この歌、嫌韓、嫌中のネトウヨの人たちが嫌いな歌なんですよね。
 当たり前のことを歌っているだけなのに「桑田の頭の中はお花畑だ」と批判している。
 もちろん、サザンファンの僕たちは、この歌の歌詞の内容を支持しますよ。
 憎しみ合うことからは何も生まれませんから。
 やって来るのは悲惨だけですから。
 紅白の舞台で、敢えてこの曲を持ってきた桑田さんに拍手を贈ります。

 歌ってことで言えば、中島みゆきさん、長渕剛さんが凄かった。
 このふたりのステージには、ダンスや華美な演出はない。
 ただ、ひたすら歌うだけ。
 それで心が揺さぶられる。
 まさに歌の力。
 心の底から歌を歌えば、ダンスや演出は必要ないんですね。

 そして、極めつけは美輪明宏さん。
 中島みゆきさん、長渕さんと同じく歌だけで勝負しているんですけど、この人は別格ですね。
 凄み、情念、衝撃……聴く者の心の揺さぶられ方はハンパでない。

 良い意味での<芸能の化け物>!

 世の中には凄い人がいるものですね。
 そして、芸の道は果てしない。

コメント
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