goo blog サービス終了のお知らせ 

平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

天地人 第33回「五人の兼続」

2009年08月17日 | 大河ドラマ・時代劇
 五大老・五奉行制が兼続(妻夫木聡)の献策に拠るものかどうかは別としてドラマにはなっていましたね。
 豊臣家の盾となって批判を一手に受ける三成(小栗旬)。
 そんな三成の心中を理解して「ひとりで抱えこむな」と言う兼続。
 そこで出て来たのが五大老・五奉行制。
 この合議制により家康(松方弘樹)の暴走を食い止められる。
 豊臣政権での三成の立場も明確になる。
 兼続と三成の友情が描かれていたし、兼続も策士として主人公になっていたし、いい感じです。
 今後もこんな感じで物語が進んでくれるといいのですが。
 ひげ効果があったか。

 映像として見応えがあったのは、家康、輝元(中尾彬)利家(宇津井健)の揃い踏みですね。
 やはり迫力がある。
 そんな中で意見を言って家康を諫めた景勝(北村一輝)もかっこいい。キャラが立った。
 願わくば、これだけの役者さんの揃い踏みなのだから、もっと腹のさぐり合い、駆け引きを見たかった。
 まあ、あまり深く描き込まないのが「天地人」であるわけで。

 三成VS政宗(松田龍平)も見応えがあった。
 政宗の迫力に三成も負けていない。
 インテリ・理論派の三成にとって政宗のようなタイプは一番苦手であろうが、目を逸らさず対応している。
 緊迫感のあるシーン。
 でもこの緊迫感は役者さんの力量に拠るもの。決して脚本の力ではない。

 今回は三成、家康、輝元、利家、景勝、政宗。
 こんなふうに男を前面に出してくれるといいですね。
 これらの男たちに軽めの兼続もよく絡んでいる。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする