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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

酒井法子事件を考える。

2009年08月09日 | 事件・出来事
酒井法子容疑者を逮捕 覚せい剤所持の疑い(共同通信) - goo ニュース

 ある意味ミステリードラマのようでしたね。
 失踪、消えた携帯電波。
 身延山、父親の死。自殺?
 渋谷で事情聴取された時にいた<社長>と呼ばれた人物は誰か?
 次々と現れる新しい顔。

 非常にドラマチックでもある。
 失踪から逃走へ。
 悲劇の妻から容疑者へ。
 堕ちた偶像。
 彼女を応援していた人々への裏切り、彼女への失望。 
 様々なドラマが凝縮され、不謹慎かもしれないが、どんなドラマよりも面白い。
 現実は作家の想像力をはるかに越える。

 薬物に手を出した酒井法子さんは<空虚>だったんでしょうね。
 愛する子供がいて、社会的にも認められ、応援してくれる人がいる。
 十分すぎる人生。
 そんな酒井さんでも、満たされない部分<空虚>を抱えていた。
 だから空虚を埋めようとしてクスリに走った。
 あるいは単なる人気タレントのおごり、傲慢か?
 自分は何をしてもいい、何をしても露見することはないみたいな。
 いずれにしてもベースに<満たされないもの>があったことは確か。
 彼女ほど功をとげ、名をなしていても満たされないものを感じていた。
 人間の欲とは果てしないもの。満足を知らない。

 この事件について様々な人がコメントしていたが、昨日の「ニュースキャスター」、北野たけしさんのコメントが面白かった。
 「何で夫はかばわなかったんだろう。すぐにウソだとバレるかもしれないが、部屋にあった覚醒剤も私の物ですと言って妻をかばえばよかったのに。男として格好悪い」
 「俺も講談社に乗り込んだ時、妻や娘に迷惑かけたんだよな。偉そうなことは言えない」
 たけしさんの視点は実にやさしい。
 自分に立ち返って事件を見ている。


コメント
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