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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

無理な恋愛 最終回

2008年06月18日 | 恋愛ドラマ
★無理な結末
 立木(堺正章)とかえで(夏川結衣)がくっついちゃった。
 ちょっと強引すぎるという感じ。
 確かに立木の言葉はかえでに挑戦する心を与え、助演女優賞を獲らせたのだけれど、その関係は尊敬できる先輩であったはず。
 1年経ってから気づくのも変。
 ドラマはフィクションなのだけど、あからさまな嘘を見せられると興ざめだ。
 あと1話あったらかえでの気持ちの変化が描かれていたのかな?

 立木とかえでが結ばれなくてもいいドラマになっていたと思いますよ。
 かえでは立木に再びワクワクする心を与え、立木は挑戦する心をかえでに与えた。
 与え与えられる関係ってステキだ。
 この作品のテーマは「いくつになっても恋愛をしよう」
 このテーマのとおり立木は手紙に書いていたとおり恋愛のステージにあがれただけで幸せであったろうし、同じ空を見ていると考えるだけで楽しい気持ちになっていたはず。
 恋愛の成立だけがハッピーエンドじゃない。
 「男はつらいよ」の寅さんの様に身を退くかっこよさは龍彦(徳井義実)でなくて、立木に演じてほしかったな。

★オヤジドラマの難しさ
 火曜10時は大人の方向けの枠の様ですね。
 前回の「喜多善男」もそう。
 しかし団塊の世代やシルバー層が人口として圧倒的に多いのに視聴率に繋がらない。
 彼らは保守的で、見るのは「水戸黄門」や「渡る世間」、新しい作品は見ないのかな?
 中高年のオヤジはドラマ見ないしね。
 やはりドラマは女性のものか?
 開拓するのが難しいジャンルだ。


コメント (4)
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