平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

女子バレー・ワールドグランプリ雑感

2007年08月14日 | スポーツ
 女子バレー・東京ラウンド終了。
 キューバ、オランダに惜敗。
 ブラジルには3セット奪取され完敗。

★ブラジルや中国、ロシアなどの上位のチームに勝ってメダルを狙うには現在のスタイルの変更が必要なのではないかという感じがした。
 現在のスタイルとは竹下佳江を中心とした緻密なバレー。
 しかしそのバレーも圧倒的な高さとパワーの前には通用しない。

★栗原恵の3年ぶりの全日本復帰。
 確かに彼女はトータルでパワーアップした。
 精神面でも強くなった。
 時折見せるスパイクを決めた時の「当然」というふてぶてしい顔も好きだ。

★この栗原の様に個々が成長してチーム力をアップさせるということも考えられるが、今後成長が期待できるのは若くて、まだ完成されていない木村沙織、荒木絵里香ぐらいか。
 今回全日本落ちした大山加奈にも期待。
 栗原や荒木が味わった下積みを経験して、肉体的にも精神的にももっと強くなってほしい。

★今回ブレイクした庄司夕紀は器用そうだし、ポスト高橋、身長のある高橋美由紀という感じがする。

★柳本監督が構想していた木村沙織と竹下のダブルセッター方式も面白いかもしれない。
 そうすれば新たな攻撃のバリエーションが生まれる。
 敵を攪乱できる。
 木村の成長は未知数。レシーブもサーブもスパイクもトスもこなす。
 彼女は一体どんな選手になるのだろう。

★急務はブロックポイント。
 それはブロックをほとんど決められなかったブラジル戦が物語っている。
 そうなると背の高い選手が必要なのだが。

 以上は個人的な雑感。
 目が肥えてきたのか、評論家の様になってしまった。
 少し前までは選手たちの懸命な姿を見るだけで心打たれていたのに、今は勝利を求めている。
 圧倒的強さを求めている。
 いずれにして全日本のチームとしての成長を見られるのは幸せだ。

 スポーツにはテレビドラマの予定調和とは違ったドラマが内在している。


 
コメント
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