平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

24 シーズンⅣ 第14話・15話・16話

2006年11月02日 | テレビドラマ(海外)
★第14話(20:00)
 マルワンが次のテロを計画していることは明白であった。CTUではジャックが入手した暗号文書の解読に成功、ジョセフ・ファイエドという大学助教授の名を掴む。ジャックはファイエドを通してマルワンの居所を探るため、非常に危険なシナリオを書き上げる。それは、自身がディナの人質となり、身柄をファイエドに預けるというものだった。その頃マルワンは新たなテロの準備を着々と進め、分子を空軍基地へと送り込んでいた。(公式HPより)

 おとり捜査。
 しかし、マルワンも周到だ。
 衛星の及ばないトンネルの中で工事を装い、ジャックとディナを別の車に乗せる。
 ファイエドはひとり車に乗ってトンネルを出るが、衛星で彼がひとりで車に乗っていることが判明し、CTUは確保しようとするが失敗。
 ファイエドは爆弾を抱えて自爆したのだ。

 ドラマ部分は、ディナの死だ。
 味方であることを証明するためにジャックを撃てと命令されるディナ。
 しかし、ディナは息子を守るため、ジャックでなくマルワンを撃つ。
 しかし、渡された銃は空砲。
 奥に連れて行かれ、ディナは射殺されてしまう。
 この無情。
 あれだけ息子のことを考えて必死だったディナがあっけなく殺されてしまう。
 この何の感傷もない描写が逆に見る者をせつなくさせる。

★第15話(21:00)
 CTUはディナの死体が入った車を発見、マルワンに身柄を拘束されたと見られるジャックの捜索に総力を挙げる。一方、マルワンの手下によって殺害された空軍パイロット一家の親戚が、警察に捜索願を出した。この事件の重要性にCTUが感付けば、次のテロ計画が危うくなると踏んだマルワンは、捜査を撹乱するためジャックとベルースの身柄交換を要求する。(公式HPより)

 今回は犯人のミスリード。
 ベルースとジャックの身柄交換で、パイロットの件に注目させない様にした。
 CTUではベルースに重要な意味があるのではないかと誤解し、身柄交換のことで神経を集中する様になる。
 現に分析官のエドガーは、パイロット一家失踪の報告を見ることが出来ない。
 CTUがマルワンの術策にはまった感じだが、ジャックも転んでもタダでは起きない男だった。
 監禁された隠れ家の電話線をショートさせる。
 それを電話局で割り出させ、マルワンの居所を突きとめた。

 14話・15話は化かし合いの頭脳合戦。
 これはエンタテインメントとして極上の料理だ。
 データベースや拷問といった手段で、敵に迫ることが多かった中、こういった駆け引きを見せられるとワクワクしてくる。

★第16話(22:00)
 ジャックが拘束中に残した手掛かりによりマルワンの隠れ家が判明した。CTUは奇襲攻撃を仕掛けるが、直前に気付いたマルワンは証拠となるデータを爆破し、逃亡する。ジャックは焼け跡から元エリート軍人ミッチ・アンダーソンに関する書類を発見、彼のアパートでステルス戦闘機の資料と飛行シミュレータを発見する。次のテロ標的、それは――!(公式HPより)

 アンダーソンのアパートに捜査に向かうジャック。
 しかし、そこで待っていたのは敵だった。
 敵は次のテロに繋がるデータを確保するためアンダーソンの家に侵入。
 そこでジャックたちより早くやってきたFBI捜査官と入れ替わったのだ。
 いつジャックに正体を見せ、牙を剥くかどうかわからないサスペンス。
 ジャックも彼女の不審な点に気がついて。

 もうひとつの見どころは、ステルスに乗ったアンダーソンの説得だ。
 罪に問われない身柄の保証。
 家族のこと。
 アンダーソンのアメリカに対する憎しみへの共感。
 ジャックは彼を説得する。
 ちなみにアンダーソンが行おうとしているのは、エアフォースワンの撃墜だ。
 ジャックの説得を無線でCTUが、エアフォースワンに乗る大統領が聞いている。
 しかし、攻撃のミサイルは発射される。

コメント
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