パワフルな３本の串

個展会場に、東日本大地震復興のチャリティー用、グッズ販売コーナーを置いた。
オリジナル絵はがき、オリジナルTシャツ、復興オリジナルCD、そして「パワフルな３本の串」。
松代の展示で使った黄色・朱色・緑色３本の竹串を、3センチ立法の木の台に差して、ラッピング。
一本の矢は弱いが、３本の矢は強い、これがコンセプト。
黄色は豊穣、朱は太陽、緑は自然に見立てた。
「何にするの」、「三本の焼き鳥の串」販売、「焼き鳥の種類を串の色で変えたら」など、キチョウなアドバイス。
このオブジェ、玄関、神棚、テーブル、トイレ等に飾ると「パワフル」で元気な毎日が送れます。
まだ手元に無い方は、震災へのチャリティーにご協力の程、よろしく。
台から抜いて焼き鳥、歯のシーシーには使わないこと、ジジイからのお願い。




旭川個展会場：パワフルな３本の串－2012

栗を拾う

晩秋の朝、我が家の前の道路で栗を拾った。
斜面地に自然に生えた一本の栗の木から、風で落ちて来た。
秋の収穫は、リンゴ、梨、柿、いろいろと豊富にあって、採ったり、捥いだりする。
栗は、トゲがあることから採ったり、捥いだりすることはない。
10月の小布施の高井鴻山記念館では、大きな栗が沢山なっていて、自由にどうぞと云われたが、栗は拾われイガだけが残っていた。
小布施程大きくはなかったイガの中に、立派に収まっている栗を拾って満足。
採ったり、捥いだり、狩ったり、拾ったり、収穫のあり方には色々あって面白い。
今宵は栗ごはん？たった二粒では、おにぎりがお似合い？
しばらくはこのままで、眺めることにした今日の僕。



旭川：拾った栗ひとつに二粒の実－2012

ハンマー

大工道具のひとつハンマーは、大切なツール。
時として、打つ位置を間違え指を打つ。
何度も痛い目にあっているにもかかわらず、ストライクゾーンを外す。
個展オープニング会場で、元勤務していた大学のスタッフから、リボンを付けたプレゼントを渡された。
何と、中学校の工作の授業で買ったハンマーが入っていた。
以来、何かに付けてお世話になったハンマー。
柄には、ジジイのイニシャルが刻まれ、どうみても私のものに間違いない。
無くなったことも忘れ、どこを旅していたことやら。
校内の片付けをしていて、発見したとのこと。
忘れていた忘れ物、何かの縁で戻って来たことに感謝。
スタッフに感謝。
オープニングに来てくれた友が、共だって集ってくれた小さくて大きな宝物。
痛い想いと共に、蘇る。
まさに、ハンマー　ザ　ワールド。




旭川：東海大学晩秋の紅葉－2012

展覧会情報-荒井善則個展・オープニング

荒井善則個展・オープニング
旭川で一年振りの個展開催。
韓国ソウル、東京、札幌、旭川等の各地から友人知人、元の職場の同僚、卒業生がオープニングのために集う。
友、遠方より来りて酒を飲むの図。
作品展を肴に、広いギャラリーでは飲み会モードに進展。
どんな印象を持つか、D.M.が好評だっただけに心配が残る。
ゲストと一緒に、今宵は飲むぞーと思いつつ、一口のビールで頭も口も心もとない。
ホストのジジイ、「まな板の鯉」状態は、冷や汗からダイエットに期待する。
来年の個展、スケジュール調整と共にジジイの鬼と相談しながら、会場予約の時期が揺らぐ。
集う友人に感謝。

「水曜の夜どこかで 」－ 和紙＋墨（モノタイプ）・インスタレーション
　2012年10月23日(火)～11月4日(日) 月曜日休館
　 旭川デザインギャラリー
　


旭川：デザインギャラリー個展会場－2012



旭川：デザインギャラリー個展会場－2012


旭川：デザインギャラリー個展会場－2012

展覧会情報-荒井善則個展・搬入展示

展示プランをもとに、作品、ピンピッターなどの工具、ポスター、芳名帳・ペン、キャプション、作品集、略歴等、チェックリストを何度も見直す。
時系列を追いながら、忘れものチェック項目が増えて行く。
最後に、展示プランのチェックから大幅修正、これで決定。
移動の赤帽さん、オープニングのケータリングサービス等の打ち合わせ、どこか抜けている所があるかも知れない。
会場が近いことから、忘れても取りに戻れば良い。
片付け作業と搬出の段取りを考えていると、早くも会期が終わる。
友人や東海大学学生のお手伝いを受け、旭川デザインギャラリーのスペースが埋まる。
今日の展示は、搬入から約６時間。

「水曜の夜どこかで 」－荒井善則個展
　2012年10月23日(火)～11月4日(日)
　旭川デザインギャラリー



旭川：南に向かう白鳥の群れ－2012