稲わらを燃やす煙の臭いに誘われ、近くの田んぼに出掛けた。
この時期、稲刈り、はぜかけ、脱穀と忙しい日々が続く。
少なくなった近所の田んぼの稲刈りは、わらを残す機械工法で稲わらのくずを燃やす煙が風にのってやって来た。
子供の頃、秋の一日の懐かしい臭いとして、今も郷愁を呼ぶ。
はぜかけに稲束を上げたり下ろしたり、脱穀の場まで運ぶ手伝いの後の楽しみは、稲わらのくずを燃やす中に入れた新ジャガの焼き芋。
皮が真っ黒に焦げても、中身はほかほかで香りが良かった。
稲を燃やす香りの煙がなびき、時空を越えて我が家にやって来たような気がする。
返す返す、ジャガイモを忘れたことが残念。
新ジャガの美味さは、この焼きに勝る物は無い。
長野:稲わらの煙に誘われて-2012
この時期、稲刈り、はぜかけ、脱穀と忙しい日々が続く。
少なくなった近所の田んぼの稲刈りは、わらを残す機械工法で稲わらのくずを燃やす煙が風にのってやって来た。
子供の頃、秋の一日の懐かしい臭いとして、今も郷愁を呼ぶ。
はぜかけに稲束を上げたり下ろしたり、脱穀の場まで運ぶ手伝いの後の楽しみは、稲わらのくずを燃やす中に入れた新ジャガの焼き芋。
皮が真っ黒に焦げても、中身はほかほかで香りが良かった。
稲を燃やす香りの煙がなびき、時空を越えて我が家にやって来たような気がする。
返す返す、ジャガイモを忘れたことが残念。
新ジャガの美味さは、この焼きに勝る物は無い。
長野:稲わらの煙に誘われて-2012