音威子府高校訪問

在職の頃、東海大学と音威子府高校との高大連携の授業にかかわらせてもらった。
大学でのワークショップでは、美術コースの生徒とシルクスクリーンでTシャツに印刷する作業や、レクチャーを担当した。
アジアプリントアドベンチャー展の折りには、音威子府の中学校の壁画プロジェクトとして、デザインから実施まで先生や生徒と一体となって壁画を完成させた。
その壁画は道路からよく見えて健在である。
今日は、20年来の交流を持つ友人ソウル大学教授の尹東天さんが、北海道大学でのサパティカルの機会を利用しての案内役である。
近年、韓国の美術教育も少子化と共に厳しい状況に変わりない。
小さな村の小さな高校が、これほど全国的に注目を集める意義が、何度かの訪問で少し理解が深まったような気がする。
今回、尹さんがスケジュール調節し高校訪問を楽しみにして、行って良かったと云ってくれたことが、何よりである。
今日の天候は「二人の男心と秋の空」、晴れたり曇ったり、雨が降ったりと忙しい。


音威子府：音威子府高校の卒業制作作品－2012


音威子府：音威子府高校のクラブ活動作品2012