荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

落書き

2012年08月27日 | 日記

最近、マナーからか公共的な場所での落書きが少なくなったように思う。
羽田空港のモノレールから見ると、岸壁にはまだ多くの落書きが残る。
橋の橋脚、個人住宅の塀、空き店舗のシャッターなどへのいたずら書きが問題になったこともある。
カンボジアのアンコールワットには、日本人の僧侶の落書きが残っているし、ヨーロッパの古い建築物や世界遺産の建築物などにも、記念に書いたと思われる名前の落書きが、今でも残る。
地下鉄の落書きからアーティストになった、キースヘリング。
落書きを擁護するつもりはないが、個人的な差はあろうが美しさがない落書きは、ただのイタズラ・ガキの汚れで許せない。
落書き予防から、敢えてウォールペインティングのコンペを実施する所もあり、
3月には台北で、そのコンペの展覧会が開催されていた。
この春ロンドンで見た落書きは、お見事!と思わず見惚れてしまった。
ここまで描かれると、ペイティングアートとして保存すべきではと思うのは、私だけだろうか。
ウ・ツ・ク・シ・イ。




LONDON-QUEEN ELIZABETH HALL 2012