国文学専攻 江戸モノ好きです
ゼミの第一日目に、某教授のおっしゃった教えが最も印象に残っています。
曰く「国文学出身者たる者、社会に出て恥ずかしくないように、とにかく酒の飲み方だけは
マスターして卒業するように」
そーなんだ
しかし実際問題、学生の飲み方なんて、大騒ぎして怪しげなお酒を勢いで飲んで倒れることの
繰り返しが多くて、果たして大人の飲み方をマスターした人がいたのだろうか?と
はなはだ疑問あり
社会に出て、業界に入って、いろいろなシーンに出くわして、
一番惚れ込んだ飲み方は・・・・やっぱり今夜久々ご登場の五十嵐さんでしょう
イヤ~~楽しいですよ~~
で、その五十嵐さんにうかがった「かっこいい飲み方をする人」
「何十年も前に蕎麦やでさ、昼飯時だよ。毎日必ず来るらしいキリッとした女性がいたんだよね。
近所の会社の秘書さんみたいなスーツ姿でさ、それが決まって湯呑に一杯だけ
ヒヤ(常温のお酒;冷酒にあらず)を頼んで
背筋をまっつぐにしてね、くーーっと飲むんだね。そいでもりを一杯たぐってね、
さっさと仕事に戻るワケ。見惚れちゃってねえ。 しばらく通ったなあ」
う~~ん、できる
日本酒は強くなれないし、とてもマネなどできませんが。
お酒の強さはそれぞれの持っている許容量というものとの相談。
ましてジャズバーでは、演奏を楽しんでリラックスするのが本題。
無理をなさらず、お茶でもジュースでもよろしいのです。
ただね、背中を丸めてカウンターに寄りかかって飲み物をもてあましている景色は
よろしくありません。
なんでもいいから元気にスッキリ飲みましょう