JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

そんなワケで

2012年08月12日 | 季節

 改めまして残暑お見舞い申し上げます。
ジャズバーエムズは本日より20日(月)まで夏休みです

 
 どうぞ良い『お盆ウィーク』をお過ごしくださいませ。
お土産話をたくさん持って、元気にお会いできますように

お詫びと訂正

2012年08月12日 | 季節

 先日「立秋」についての記事に、「本来なら旧暦のはず」と書きましたが、
実は「二十四節気」は、ちゃんと旧暦(月の暦)に沿って、現在の太陽暦だと
この日になる、という変換がなされていました。つまり、現在の「8月7日」は、
旧暦の6月後半にあたり、
「立秋=この日を境に秋めいてくる」というおおよその目安として、
まったく正しい情報なのです。大変失礼いたしました
現代の都会では、暑さも昔のようでなく「残暑」は延々と続くのですが、
今年も8月8日から、ふと秋めいた風の吹く時間があって、なんだか
感心してしまった次第。
 明治の元勲がちゃんと整備してくれなかったなんて、お手討ちに遭って
しまいますね
 整備しきれなかった、というか太陽暦とまぜこぜで使われていて不便なのは、
例えば、忠臣蔵の討ち入り(にまつわる行事など)がクリスマス前に行われて
しまったり、(実際には一月の後半で、雪も積もるはず)ひな祭りは「桃の節句」
のはずなのに、ひと月半近く早いものですから、日本の桃ではなく、輸入ものを
使うしかなかったり、というような場合のことです。
 月の暦は、農耕民族の生活に則した知恵ですから、両方を意識すると、
もっともっと季節感を楽しめるのになあ、と、いつも考えます。

 ちなみに「立秋」は、その次の日からちょっと秋めく、という節目ですから、
当日は、実は暑さのピークと考えられるとか。 やっと峠が来て、
少しずつ蝉の声からトンボの姿へ・・・というところなのでしょう。

 この日を境に「処暑(8月23日あたり)」までのご挨拶には
「残暑お見舞い申し上げます」と書かなければいけません