以前に「大丈夫です」「OKです」という応答に戸惑うことが多い、
という記事を書きましたが、演奏後とか、帰り際に
「とても良かったです」「楽しかったです」という感想に続いて
「頑張ってください」と言う方が多いのが、気になるときがあります。
どう見ても大先輩から言われるのだったら、「頑張ります!」と
晴れ晴れとお答えするのですが、20代の方からだと、ちょっと
たじろぎますね。
「最近の若い者は、敬語の使い方を知らない」「日本語が乱れている」
とは、何時の時代もいわれることですが、敬語というよりも、
「この言い方は、この人にとって、失礼に当たらないか?
気を悪くされないか?」という気遣いが、欠如しているのではないかな?
と思います。
「いい意味で言ったんだからいいじゃない」というのは、
半分だけしか相手のことを考えていないわけで、
すべての食い違いはそこから起こっているのではないかと・・・。
ま、これは個人的な感想ですが、自分の専門分野の
先輩ではない人に、「仕事頑張って」と言われるのって、
なんか釈然としなくはないですか? 私より歌のうまい方が
「歌、頑張りなさいね」とは、実は言わないと思うし・・・ブツブツ・・・。