JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

Do You Know What It Means To Miss New Orleans?

2007年02月13日 | 生ジャズ

参ったね ニューオーリンズを出て行かなきゃならないらしい
毎日毎晩どうすりゃいいんだ?
離れているほど思いは募る 自分ではどうしようもないんだ
 
苔むした葡萄の木や 高い松の木
モッキンバードが鳴いていた あの風景が懐かしい
ゆったりと流れるミシシッピ川の春になっていく様子も・・・


入り江の沼地を照らす月
クレオール・スタイルの調べが空気を満たす
マグノリアの咲き乱れる6月を ボクは夢見る
どんなにそこにいたいことか・・・


もう、ニューオーリンズに帰れないなんて
そりゃないよ 心はいつもあそこにあるのに
それにもうひとつ もっと大事なこと・・・
恋しいあの子を置いてきちゃったんだよ


 禁酒法の時代に、“歌舞音曲の類”を提供する場所や
ミュージシャンは、風紀を乱すものとして一斉に締め出しを食った
のだとか。その状況を嘆いて作られた曲とうかがっております。


 ところがこの長いタイトルを覚えるのが大変なので、例によって
“ミス・ニューオーリンズ”なんて呼び習わしちゃったものだから、
てっきり「ニューオーリンズ一の美女」の歌だと思っている人々の
多いこと!ミス・コンじゃないんですってば。

三管スペシャル『進駐軍サウンド』再び

2007年02月13日 | ステージから

 リハーサルをする時間もあらばこそ。6時過ぎから続々と
詰め掛けてくださったファンの皆様、ありがとうございました。
今回も皆様の声援と、洋・根市ペアの細心の仕切りとサポートにより、
大御所連中、無事に3ステージお届けすることができました。
むろん、そこここに笑えたり笑えなかったりするエピソードを
ちりばめながら・・

お客様「バンチャンの”ミス・ニューオーリンズ”が聴きたい!
光井(譜面を眺めつつ)「ええ?これで歌うの?死んじゃうから
一音下げて」河辺「えっ!一音下げるとこの譜面は
どーなるの?」芦田「じゃ、バンチャンの歌入るときに
洋チャン転調して」洋・根市「ラストどーすんですか?
戻るの?
芦田「最後の2小節で何とか戻れない?」スッタモンダ・・・
打ち合わせは延々と続き、たまりかねて立ち上がる河辺さん「ええ、
お見苦しいところをお見せいたしましてまことに申し訳もございません。
(平身低頭しながら後ろに向かって)・・謝ってる間に何とか決めてよ」

 結局、転調したままストレート・エンディングを美しく決めて、
リクエストした方も大満足でした。昔からのファンのつぶやき
「いつでも緊急着陸のコックピットみたいだなあ。
でも、決まるんだから不思議だよねえ
 ハラハラドキドキの連続で心臓に悪いです。
でも、オーディエンスはオールド・ファンばかりではありません。
ひ孫のような(失礼)若い女性ファンからバレンタイン・チョコの
プレゼントをもらって一同ご満悦。
ついでに影山もプレゼントいただいちゃいました。
初めてだなあ。うれしいなあ。いいのかなあ?

また企画いたします。皆様(ステージも客席も)次回まで、
どうかお体大切にお過ごしくださいますよう・・・・。