落とし物

昼休みに行ったスーパーで落とし物を拾った。

買い物を済ませて駐車場のカート置き場へカートを戻しに行ったら
置いてあるカートのハンドルに小さい黒いバッグが引っかけてあった。

周囲に持ち主らしい人はおらず、口の開いたバッグの中に大きな赤い財布が見えた。
手回り品（貴重品）のバッグだろう。
持ち主が気づいて戻ってくるだろうとは思うが、
金目のものをそのままにしておくのは危険だと思った。
（世の中、私みたいな人ばかりじゃないし＾＾）

すぐにバッグを手にとって店内に引き返した。
サービスカウンターで状況を説明して預ける時に、
名前と連絡先を聞かれたので携帯番号を教えた。

1時間ほどして携帯が鳴った。
落とし主からのお礼の電話だった。
無事にご本人の手に戻ってよかった！

「お礼に伺いたいので場所を教えて欲しい。」と言われたが
お気持ちだけで十分です、と、答えた。

そもそもお礼が欲しいのならお店ではなくて交番に届ける（笑）。
交番に届ければ、
落とし主は拾い主にお礼をしたという証明書を貰わなければならない決まりだからだ。

落とし物や忘れ物は誰にでもあること。
自分や家族などがそういうことになったとき、
良い人に拾われて手元に戻ってくるように
お互い様の気持ちで行動しただけだ。

良いことをして、すっごくいい気持ちになった。
これが何よりのご褒美だろう。

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長女から連絡があった。

某企業の採用試験で面接に進んだそうだ。
よっしゃぁ～～！！

長女の第一志望は某県職員で、この企業は第二志望。

国家公務員の採用数が大幅に削減されたあおりで、県は厳しいことになると予想される。
本来であれば震災からの復興を急ぐべき今の時期に、
長女の専門は必要不可欠な分野なのだが、
ア○な政府のせいで・・・（怒）。

なんとかこの企業で内定を取れるようにと祈っている。

それにしても、体重ではねられなくてよかった（笑）