山の同定

日曜日のサイクリングでは周囲の山々がよく見えた。
その中で、名前が分からない山があった。


冠着橋から。

戸隠連峰の右側に見える尖った山。
見たときにはこれが飯縄山で、少し離れた右の山は黒姫山かと思っていた。

帰宅してブログを書くために調べて、黒姫は飯縄の影に隠れて見えないことが分かった。
位置的に右端のどっしりとした山が飯縄山だった。
だとすればあの尖った山は何だろう？


その山は、下流へ走っていくと万葉橋の手前で見えてくる。


地図を睨み、候補として浮かんだのは高妻山（たかつまやま）。
しかし位置的に戸隠山の後方に隠れてしまうのではないだろうか？
さらに、解説書に次のような文章があって、考え込んでしまった。

「戸隠連峰中の最高峰でありながら、近くの都市である長野市街地の数ヶ所からしか姿が見えない。しかも三角形に鋭くとがった最上部のみで全容は見えない・・」
信州山岳ガイドより。

ネットで更に調べて、ようやく高妻山と確信した。

決め手になったのはこちらで見つけた写真


photo　by ひらさん　
　　


高い山は近くからよりも離れた場所からの方が全容が見える。
少し考えれば当たり前のことなのに、気づかなかった（汗）。
ともあれ名前が分かってすっきりした♪

高妻山という名前は今回初めて知った。
これも何かの縁だから、そのうち登ってみよう・・・とは全く考えていない。
前出の信州山岳ガイドによれば
「日本百名山中３つの最長行程山のうちのひとつである。」
そうなので、遠くから眺めて楽しむにとどめよう　^^;



万葉橋から戸隠連峰、高妻山と千曲川。　2012年4月8日撮影。


ジテ通＋買い物　13.9km
積算走行距離　　310.6km