旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

沼のほとりにて

2019年10月31日 | スケッチ
前回UPした同じ沼のほとりを散策している時、絵にあるような景色を見つけました。水際に白樺が生えていて水に映り込んでいました。これを絵にしない手はありません。現地で描いているとき生憎雨が降ってきたのでデッサンだけした後、家に帰ってから仕上げました。
思い込みがあって北海道に生えている樹肌が白い木は全てダケカンバだと思っていましたが倶知安町の役場に尋ねたところ標高が低いところでは白樺だとのことでした。当初の記事を訂正します。


倶知安町富士見から見た羊蹄山

2019年10月21日 | スケッチ
標高1898Mの火山「羊蹄山」は別名蝦夷富士という名前で知られています。
今回のスケッチ旅行はこの北海道を代表するこの名山の周囲を巡りながら絵になりそうな風景を求めて旅をしました。絵は羊蹄山の伏流水が湧いてきて沼になったと思われる名もない小さな沼です。沼の背後にかすかに羊蹄山が見えました。
沼のほとりには「農家の蕎麦屋」という名前の店があります。ここの蕎麦が美味しいことを知って以来、何回か訪れています。今回も昼食はすべてここで取りました。レンタカーで旅行をするのは今回が最後なのでこの風景も見納めになります。

ニセコへの旅

2019年10月09日 | スケッチ
秋の紅葉を求めて10月3日から6日にかけて北海道へ出かけました。羽田発9時の日航機に乗り千歳空港10時半到着。そこからレンタカーでこの日から3連泊するキロロリゾートへ向けて出発しました。札幌に住んでいたころよくドライブしていて土地感があるので不安はありません。しかしながら高齢者になって車の運転を控えるように子供達から言われていますので旅先での運転は今回が最後になりそうです。
絵は途中通過した歌手細川たかしの生まれた村として知られる真狩村で見た風景です。羊蹄山とニオのツーショットを絵にしてみました。羊蹄山の頂上付近にはうっすらと雪が降り積もっているのが見えました。

ゆいの花公園にて

2019年09月27日 | スケッチ
夏の間あまり体調がよくなかったこともあってブログの掲載を中止していました。涼しくなってやっと絵を描く気力も出てきたので、UPすることにしました。今までのように毎週1回のペースではできませんが自分のペースでアップロードしていきたいと思っています。
絵は少し前に松戸市東松戸にある「ゆいの花公園」で描いたものです。

東御苑にて

2019年08月01日 | スケッチ
東御苑に絵を描きに行ったことがありました。まだ今のように暑い時ではなく風が通る日陰の中で気持よく絵を描くことができました。来てみて驚いたのは外国人の多いことです。恐らく入場者の半数以上は外国人ではないかと思いました。
東京駅からもそう遠くなく入場料もかからないので人気の観光地になっているようでした。

アンデルセン公園にて

2019年07月25日 | スケッチ
花を撮影したいという妻のアッシー役で自宅から約1時間ほどの船橋市にあるアンデルセン公園に行ったことがありました。
この公園はデンマークの童話作家アンデルセンをテーマにしていて、日本のテーマパークランキングでも上位に位置している人気の公園です。アスレチックが7つもあるなど子供向けの施設が充実しているのが人気の秘密かもしれません。
せっかく来たのだから何か描けるものがないか探すうち見付けたのがデンマークの田舎家です。
春先だったのでまだ木々は葉を落とした状態のままでした。


鬼無里が見える峠

2019年07月17日 | スケッチ
高齢者になった今、目下最大の関心事は健康です。TVで健康番組をよく見ますし自分なりに少しは気をつけているつもりです。一番怖いのはやはり癌と認知症。母を胃癌で叔父を膵臓癌で亡くしていますので20年前から毎年胃カメラを飲んでいます。英会話と囲碁が認知症予防に良いというので毎週囲碁クラブに通っていますし、二つの英会話教室へも通っています。アメリカ人の先生が教える教室では生徒が15人ほどいますが、現役時代に英語を仕事で使っていたような人が多く、先生が話すスピードも速いので聞き取りがたいへんです。なんとか落ちこぼれしないよう頑張っています。シンガポール人の先生が教える「英語を楽しむ会」ではいろんな話題が出て楽しんでいます。英語の井戸端会議みたいなものですね。

掲載したのは一昨年行った長野県の鬼無里で描いた雪の絵です。コメントにも書いたように娘婿から会社が国内外に出すクリスマスカードに載せる絵を描いてほしいと頼まれていますのでこれもその候補の一枚です。あと何枚か描く予定ですがうまくいきますかどうか。鬼無里の里の後ろに聳えるの戸隠連峰です。それにしても誰が名付けたのかわかりませんが鬼がいない里というネーミングがいいですね。

層雲峡へ

2019年07月11日 | スケッチ
旅行最終日の4日目は層雲峡を経由して旭川空港へ向かいました。4日前に到着したのは帯広空港だったので勝手が違いました。絵はその途中で見た雪景色です。雪が溶けだした小川の向こうに朝日が射していました。
真冬の北海道は昔札幌で3年間暮らして経験していたつもりでしたが、今回道央を旅してみて初めて都会である札幌では経験できなかった冬の北海道の自然の厳しさや美しさを体験することができました。絵にしたい景色は他の季節に負けないくらい多かった気がします。

鶴居村にて

2019年07月03日 | スケッチ
陸別を発ち釧路から北に30キロにある鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリを訪れました。タンチョウヅルの冬場の給餌場があるところです。江戸時代には北海道全域で生息していたタンチョウヅルは乱獲等による生息域の減少により絶滅を危惧されるようになりました。その後天然記念物に指定されたこともあって保護活動が盛んとなり、エサがなくなる冬場を中心に地元の人たちによる給餌活動が続いています。鶴居村には何度か来ていますがこんなに間近に多くの鶴に出会えたのは初めてです。

日本一寒い街 陸別

2019年06月27日 | スケッチ
三日目の午後はマイナス40度を超えるときもあるという日本一寒い街 陸別を訪れました。絵はその陸別の駅です。風がなかったせいか寒さはそれほど感じませんでした。2006年にふるさと銀河線が廃線となり今は隣接する道の駅の一部になっています。映画「幸せの黄色いハンカチ」が撮影された時、この駅がロケ地になり、網走刑務所を出所した主演の高倉健が桃井かほりや武田鉄矢と帯広行の汽車に乗るため訪れたシーンが撮影されたそうです。

摩周湖凍結

2019年06月20日 | スケッチ
ツアーで訪れた摩周湖は全面結氷していました。最大水深が200Mを超える摩周湖が全面結氷するのは数年に一度。地球温暖化の影響で凍ることが少なくなってきたようですが、今年の3月9日に川湯でマイナス30.9度を記録した日の朝から凍り始め湖面全体が氷に覆われたとのこと。中央には中島もくっきり見え、雪が積もって白くなった湖面の所々に雲の影ができていました。

大鵬相撲記念館

2019年06月13日 | スケッチ
先日TVの「試してがってん」で「スエーデン式歯磨き法」というのを見ました。スエーデンでは日本と違って虫歯のある人がほとんどいないそうです。私と同年代の男性の口の中を見ると歯が真っ白できれいなものでした。スエーデン人には甘党が多く砂糖の消費量は日本以上。なのに虫歯を持った人がいないのは歯磨き法に秘密があるそうで食後に歯磨きをした後、水で漱ぎをしないのだそうです。濯ぎをしないことで口中のフッ素が歯に残り虫歯菌から歯を守ることができるとのことで、私にとって目から鱗でした。私は幸い歯が丈夫な方で今でも28本すべて残っていますが残念ながら虫歯はあります。TVを見てからスエーデン式の歯磨きに切り替えましたが、もっと早くから知っていれば虫歯になることもなかったのにと残念です。

絵は2日目に泊まった弟子屈町の川湯にある大鵬相撲記念館です。川湯は優勝32回を誇る大横綱大鵬の郷里で、館内には彼の偉業を後世に伝える記念品が展示されていますがツアーの悲しさで時間が合わず見ることができませんでした。



真冬の北海道旅行 その1

2019年06月06日 | スケッチ
初夏が近づく関東から今年の3月初旬に旅行した北海道旅行へまたタイムスリップです。3月21日付のブログで書いたように3泊4日のホテル宿泊代(朝夕の食事付き)、往復飛行機代、バス代込みで29800円という超安値に惹かれて北海道を旅行しました。安さに惹かれたのも事実ですがそれよりも北海道へは何回か旅行に来ているのに真冬に訪れたことがないので行ってみたくなったのです。
羽田空港13時15分発のJAL便で帯広着14時50分。そこから一路阿寒湖温泉を目指しました。絵はバスの車窓から見た阿寒湖温泉近くの牧場風景です。今年は雪が少ないのは北海道も同じのようでした。

アイスランドポピーが咲くお庭

2019年05月30日 | スケッチ
自宅の近くにアイスランドポピ―がきれいに咲いているお宅があります。あまりにきれいに咲いているので手入れをされているご主人に「見事なお庭です。」と言ったら「よかったら育ててみてはいかがですか。」と言われこの花の種を頂いたことがありました。何年か前のことです。我が家でも咲かそうと思って植えたところ、花は一応咲きましたが残念ながら日照が不足しているのかこんなに立派には咲かせられませんでした。

バラのアーチ ゆいの花公園にて

2019年05月23日 | スケッチ
真冬の先週からバラの季節にタイムスリップです。

絵は松戸市東松戸にある花の公園「ゆいの花公園」にあるバラのアーチです。小さな公園ですが植栽や建物の配置など公園設計のセンスがよく洒落た感じがする公園で絵になるところが多く私のお気に入りの場所になっています。この公園で26日の日曜日にフラワーフェスティバルが開かれます。