桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・12・29

2013年12月30日 | Weblog
今日は朝起きてすぐに用事があって母の処へ。料理をしている時間がなかったので途中で買い物してきつねうどんを作って老老ランチにする。用事が終わって1時過ぎに帰る途中、さすがにきつねうどん一杯ではお腹が空いて、しばらくぶりに高輪のポルトガル料理店「Manuel」に入る。本当ならこんなダラダラした時間があったらポルトガルにでも行けたのにと思うと自己嫌悪に陥ってしまうが、「Manuel」でそのせめてもの鬱憤晴らしをして店を出たら、乃木坂の店の近所で洒落た雑貨屋を経営しているOさんに偶然会う。考えてみたら隣近所の方々に色々な経緯があって挨拶せずに乃木坂を出てきてしまったもんだから、ちょっときまり悪かったけと、30分近く立ち話。彼女はこの近所に住んでいるとのことで、パンクした自転車をひきづっている。昼下がりの高輪裏通り、そんな光景がちょっと画になる。3時すぎに帰宅早々、今日もまたWOWOWの日々。まずは録画しておいた「東京家族」(山田洋次監督)、そして6時半からは「ステキな金縛り」(三谷幸喜監督)」、続けて10時から同じ作演出家のドラマ「大空港2013」を見て、不思議な気持にさせられる。それは同じ作家なのに何故こんなに笑いの質が違うのかと云うことだ。制作年度が離れているなら一人の人間の中で笑いの質が変わることも考えられる。でも、「ステキな金縛り」は2年前の作品だ。それなのに俺は断然圧倒的に「大空港2013」の方が面白かったし、笑いの質が高い傑作だと思ったけど、他の人が見ると、この二つの作品の笑いの質は同じだったり、或いは「ステキな金縛り」の方が笑えるのだろうか?要研究。夕食は一人すき焼き。高い肉だったので、余計淋しさが募る。