桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・12・20

2013年12月21日 | Weblog
一昨年の暮れに妻に逃げられた後も、それが予想された出来事だったにも関わらず、自分が置かれた状況にどう対処して行っていいのか分からず、しばらくの間ぼんやりした日々を過ごした覚えがあるけど、今回も店をクローズするまではこれ以上借金が嵩むより一日でも早くスッキリして次のステップに向いたいと思っていたのに、それから一カ月、スッキリしたことはスッキリしたけど、色々状況が変わってしまったこともあってその場に立ち止まったまま、次のステップには一ミリも動かず、毎日毎日ぼんやりとした日々を過ごしている。ぶっちゃっけて言えば動きたくないのだ。日一日と怠惰になっていくのが分かる。一昨日の日記で女性とワイン一本で五時間以上も過ごしたことを書いたけど、彼女との関係がどうのこうのと云う問題よりは自分が怠惰なだけなのだ。今の俺には人生を作っていく能力が欠如しているのだ。今日も母と老老ランチ(イカとじゃがいもの煮つけ、豚の角煮のサラダ、ひじきご飯、かき揚げの味噌汁)をした後、部屋に戻ると、録画しておいて昨日途中で放棄した「モンスターズクラブ」(豊田利晃監督)をダラダラと見て、夕方からは「世界の果て」(中村文則)を読み、お腹が空くと月見そばを作って食べ、11時には四時間半に及ぶ長編「ミステリーズ 運命のリスボン」(ラウル・ルイス監督)に挑戦(して二時間でダウンしたけど)するなんて、ただただ受け身の生活を送ってしまった。眠たくて眠たくてたまらない。妙な咳が続いてとまらない。痛風の発作もしばらくぶりに出た。病院へ行かなくちゃと思う。その前に店をクローズしたら睡眠時無呼吸症候群の検査入院と白内障の手術もしなくてはと思っていたのに、そっちもまだだ。そんなちょっと厭世的年の暮れに、十数万円の著作権使用料の振込は生きる希望。。、