桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・12・8

2013年12月09日 | Weblog
パソコンが不調なもんだから詳しい人に聞いて何とかしようとしたのだけど、どうにも回復の兆しは見えず、便利屋に頼もうか、それとも買った店に持っていこうか迷って三日。ふとパソコンの隅を見たら「故障診断・修理受付」の電話番号が書いてあるのに気づき、電話してみる。すると待つこと十数分、係の人にパソコンの状態を説明したら「まず電源を抜いて下さい」に始まっていくつかの作業手順を説明されて、その通りやってみたらたった五分程度でめでたく原状回復と相成った。万歳!と両手を上げてから、こんなことで直るのかよ!と腹立たしさに両手を壁に叩きつけた。今日の老老ランチは母が墓参りにいくので中止。天使のSちゃんとの月に一度の焼き肉会も母親のIの手違いで中止。仕方なく一人、豚肉のしょうが焼き、豆腐となめこのチーズ蒸し、市販の小ナスの漬け物、韓国海苔、春菊の味噌汁で食事してから録画してあった映画「百万円と苦虫女」(タナダユキ監督)と舞台「趣味の部屋」(作・古沢良太)を続けてみる。古沢さんは映画舞台と活躍されているけど、テレビの連続ものの方が断然凄い。タナダユキ監督は先日「俺たちに明日はないッス」を見て面白いと思ったけど、今日見た「百万円と苦虫女」も不思議な映画で、蒼井優演じる主人公のダラダラとした日常が描かれているだけなのに最後まで飽きることなく見ることができた。こうなると先日絶対みようと思っていた「四十九日のレシピ」を見逃してしまったのが悔やまれる。夕食は餃子を焼いて、白菜の千切り塩昆布和え、それにイカのゲソの塩焼きでプレミアムモルツを一本。WOWOWでやっていた「桑田佳祐 昭和八十八年度!第二回ひとり紅白歌合戦」を流しながら「掏摸」(中村文則)を読み続けて気づいたら12時半。一歩も外へ出なかったけど、タナダユキさんから始まって何人かの人々が俺を訪ねてくれた。