桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・12・21

2013年12月22日 | Weblog
炊きたてのご飯を母と俺それぞれのタッパーウェアに詰めて、真ん中に開けた穴に生卵を入れ、蓋を閉めて十数分、湯気で卵が固まるかと思ったけど、駄目。仕方なく電子レンジで温めてみたら今度は卵がカチカチになってしまって、味もそっけもない。でも、リカバリーしようとそこに刻み海苔やカツオ節など散りばめて、老老ランチのお弁当。おかずは白ワインにつけた豚肉とトマトのニンニクソティ、焼き鮭、深谷ネギと油揚げの味噌汁。テレビで今日から封切りの「永遠の0」(山崎貴監督)の宣伝をしていて、そのVFXが急に見たくなり、母も誘って夕方から品川プリンスシネマで見る。日頃色々な映画で使われるVFXには慣れている俺にしてみても、この映画のVFX技術は秀でているように思えたけど、それよりも物語の構成がうまく出来ているのか、最後に近づくにつれ滂沱の涙で、みっともないったらありゃしない。それに引き換え、同時期に青春時代を送った母は俺よりも感情移入して大変じゃないかと思ったけど、後で聞いてみたら物語や人間模様より東宝の特撮物しか知らない母にとってみたらVFX技術の方に関心があったみたいで、終わった後で、あのシーンはどうやって撮ったのか?と質問の連続。昔の東宝の特撮ものしか知らない母にとっては驚きの連続だったみたいだ。母と別れて一人帰宅。ステーキを焼いてビール。録画してあった「太陽の罠」の最終回、終戦時の北朝鮮における在留邦人を扱ったETV特集「忘れられた引揚者」など見ている内に、今日リアルタイムで見るつもりでいた同じくETV特集「認知症と闘う映画監督 森崎東」を見過ごしてしまった。再放送を待つ。