桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・7・27

2013年07月28日 | Weblog
今日もまた八時に飛び起きて「あまちゃん」を見てからマチネ公演の準備の為に12時まてに店に行くまでの間の3時間半を何をして過ごすか?と云うか何と何だったら出来るのか?食事はすることが出来るのか?日記は書くことが出来るのか?洗濯はすることが出来るのか?日曜日は時間が絶対とれないから母の病院に何とか行きたいけど、その時間はあるのか?なんてことをとりあえず風呂には入っておかなくてはいけないとバスタブに浸かりながらぼんやり考える。その結果、洗濯は無理だから順延、日記も無理だからパソコンを持って店で書く、食事をしていたら母の見舞いは無理。だったらサンドイッチでも買って行って母の病室で朝御飯にしてしまえと決めて、風呂を出るや出かける支度をして部屋を飛び出す。そして病室で母と食べるサンドイッチは今まで食べたことのない味がした。昼に店に入ってマチネ公演の飲食サービスの準備。マチネは元マドンナのTちゃんが手伝ってくれたのとフードのオーダーが出なかったので楽ちん。芝居を見に来た女優兼脚本家のYさんとお喋り。一か月前錠彼女が書いて出演した芝居に感激してラブレターまがいのハガキを書いたばかりだったので直に会うとちょっと照れる。でも、本当にYさんはいい作家になったし、50にして色っぽい女になった。元脚本家として、そしてひとりの男としてひどくジェラシーを覚える。マチネが終わった後、一瞬買い物に表に出たけど、後は乃木坂アンダーグラウンドに夜中まで。今までならそのことを嘆いたりもしたし、店が始まってお客さんがいないことや売上がないことを呻いたりもしたけど、店を11月にやめると決めてからそんなことは気にならなくなった。もう足搔きたくとも足搔きようがない。言いようのない終末観が俺を支配している。、