桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・7・16

2013年07月17日 | Weblog
この数日、右手肘→右足膝→左足膝の順番で痛風の発作が起こったもんだからいつもの様に座薬(ボレタレンサボ50)で抑えてきたのだけど、今朝起きた時の左足の腫れ方は尋常ではなく、さすがに怖くなって掛かりつけの整形外科に駆け込む。老医師(と言っても俺より九歳年上だけ)曰く。膝に水が溜まっているので抜いた方がいいでしょう。抜いたら普通に歩けますか?いや今日一杯は部屋で安静にしていて下さい。それから風呂にも入らない様に‥‥そんなこと出来る訳ないだろ?今日はイベントがなって忙しいんだ。でも、抜かないと痛みは治まりませんよ。分かりました。もう結構です。俺は逃げるようにその整形外科を飛び出して今度は母の入院する整形外科に向う。75歳老医師は暇かも知れないけど、もうすぐ66歳貧乏人は足が痛くても動き回らなくてはいけない。母は表面的には元気だったが、連休で二日間リハビリを中断したツケが出たとかでリハビリ後の体は辛そうだ。でも、スイスとロンドンで映画の撮影をしていた妹がお昼に見舞いに来ると、途端顔が明るくなる。やはり娘の存在は母の中で大きい。近所の業者専門食料品店で仕入して一度店へ。今日イベントするMさんと挨拶して、まだ一時過ぎだったので荷物を置いて街に出る。近所の焼鳥屋さんTでランチ。ここの親子丼は絶品だ。その後、八年位使い続けた鞄の紐が切れそうだったのでミッドタウンの鞄専門店に行き予てから欲しいと思っていた三万円近くもする鞄を清水の舞台から飛び下りるような気持で買ってしまう。いいのだ。これでいいのだ。鞄は必需品だ。三万円は必要経費だと何回も何回も自分に呪文のように言い聞かせる。そうでもしないと服飾品を買うことにとんでもない罪悪感を持つ俺は自己嫌悪に陥る。でも、その呪文が功を奏したのか、同じ敷地内にあるSのオープンカフェで珈琲を飲んでいる内にウトウト微睡みのひととき。風が通って気持いい。かなりの幸福度。4時半過ぎに店。イベントの為にメニューにある料理を全部作る。今日はお客さんも少ないと聞いているし、売れないだろうと思うと料理を作るのがかなりの不幸度。そして実際にも売れなかったからひどい悲惨度。でも、それをTテレビでお昼の番組をやっているMさんたちが何品も注文して救ってくれた。有り難う、Mさんたち。そして落ち込んだ気持は閉店直前に来店してくれた某大企業の役員秘書で妖艶な魅力に満ち溢れたたAちゃんが救ってくれる。Aちゃんと二人で飲めるなんてことだって他人がみたらやっかみ度100%なのに、桃井はロリコンだし、日記を読むと桃井は落ち込んでいるみたいだから癒しが必要だと、もう一時近くなのに部下の若い秘書のKさんまて1呼び寄せてしまう。二人の美女を侍らせて真夜中の饗宴。いやぁ、凄い。何だかその大企業のトップになったみたいな心境。俺ってやっぱり幸せです。★勝手ながら諸般の事情で突然臨時休業する時がありますので、このブログを見たり、電話で確認してからご来店ください。