桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・4・2

2013年04月03日 | Weblog
こんなにピタッと予感が的中すると怖い。今朝食事をしながら録画してあった「情熱大陸」で脚本家の古沢良太さんを取り上げてあるのを見て、彼の創作の原点が垣間見られた気がして面白かったけと、彼はデビュー早々にテレビ脚本家として最高に権威のある「向田邦子賞」を受賞していたことを思い出すと同時に、そういえば今年の向田邦子賞は誰に与えられるんだろうとツラツラ想像し、去年「初恋」でドーンと成長した中園ミホがそろそろ貰ってもいいのじゃないかと思っていたら、本当に彼女が受賞することになったと報告があってびっくりする。それも「橋田寿賀子賞」とのダブル受賞だそうだ。昔、この日記で「美人※※」と書くのは一業種一人きり早いものがちという「鉄則」があるんだと中園ミホに云ったら、だったら私に「美人脚本家」という肩書をつけてよと申し込みがあったのだけど、君は元々美人なんだからつけなくたっていいじゃないかと笑ったら、他の女性脚本家に「美人」とつけられるのは悔しいから私が貰っておくと負けず嫌いっぷりを全面に出した中園ミホ。君は全てのことに一番でいたい女だ。でも、君は今度本当に一番になった。今日彼女が「向田邦子賞」と「橋田寿賀子賞」をダブル受賞したと嬉しそうに報告にきた時、もう彼女は本物中の本物の作家になったんだし「美人」なんて肩書はいらないと思ったのだけど、何もお祝いしてあげられないから「向田邦子賞を受賞した美人脚本家」と云う長ったらしい肩書をこれからもつけ続けることでお祝いにしてあげよう。おめでとう、中園さん。デビュー前から君のことを知っている俺としては「母心的」に嬉しい。★COREDOプレゼンツ・津森久美子ファドライブ『リスボンの夜Ⅳ』4月5日(金)18時開場20時・料金3000円,同時開催・金森祐子リスボン写真展