桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・8・22

2011年08月23日 | Weblog
涼しかったせいか夕べは2時前に寝たのに8時すぎまで一度も起きることなく眠ることができた。こんな快眠はどれくらいぶりだろう。風をいれる必要がない為カーテンを閉めたままでいたのもよかったのかもしれない。暗がりは落ち着く。狭い処は落ち着く。胎内回帰だ。小雨ふる中、午前中に銀行にいった後に整形外科。約八ヶ月さぼってしまったが、そろそろ痛風を本格的に治そうと決意した。薬を飲まなかったことで仕事や創作のエネルギーや性欲を衰えさせずにいることができたが、透析を受ける危険が近づいている。こっちの方がやばい。六時に店。映画評論家のUさんの誕生日会。彼女は確か大台になった筈だけど、去年正式に結婚もしたし、若々しい限りだ。それなのに彼女のお祝いにきたまだ30歳のK嬢は、恋愛ど真ん中年齢で、なかなかの美人なのに、恋愛モードから遠ざかって早5年のご隠居さん。五年も遠ざかっているとどうなるかというと、年下のボーイフレンドからKさんってハードルが高いんですねと言われた時に、彼に嫌われたと思って引き下がってしまうなんてことをやらかしてしまう。おいおい、それはKさんを口説いているんだよ、そんなことで引き下がっちゃ勿体ないとみんなからブーイングを浴びる。そんなことだから五年も空き部屋なんだとひどいことを言われる。何事も続けることが大事。続けていないとアンテナが錆び付く。続けていればアンテナが働く。バッターボックスに入ることも大事。ベンチからあの球はストライクだボールだと言ってみても駄目。実際にバッターボックスに入ってバットを振らなくては生きた球を見たことにはならない、なんて偉そうにKさんにお説教したのは、痛風治療を始めて現役引退を宣言したからか?今日と明日はお客さんのNさんとSさんの演劇ユニット「永島庭園」の旗揚げ公演。今日は見ることができなかったので芝居の中身は分からないが、とにもかくにも旗揚げできたことにお祝いしたい。