桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・11・18

2010年11月19日 | Weblog
今日は平日なのに午後一番からイベントがあって11時には部屋を出なくちゃいけないというのに、夕べからクリームシチューが食べたくてたまらなかったもんだから、朝八時に起きて朝刊に珈琲という日課の後、日記を書きつつ、経理事務をしつつ作る。でも、冷蔵庫にあった牛乳の賞味期限が開封後5日も過ぎていたので、使えないことが判明。一瞬諦めるかと思った時、ルー(市販の)の他に何故牛乳をいれるのかという基本的問題について考える。それは恐らく乳製品を加えるのは味を深めてクリーミーにする為だろうと推理。だったらチーズを一杯いれてもそんなに変わりないのではないかと、冷蔵庫に残っていた××チーズ(名前が思い出せない)、△△チーズ(これも同じく)を総動員してみると、これが大正解。とても市販のルーを使ったクリームシチューとは思えない美味さに仕上がって大満足していたら、バスの時間に間に合わなくなって、駅まで歩いて電車で店へ。2時に開演するまで久しぶりにドリンクサービスをやって、後をスタッフのO君に任せ、六本木へ。本屋で「私のマルクス」(佐藤優)、「不穏の書」(ペソア)など買い求めてバスで部屋に帰ろうとした時にたこ焼き屋の看板が目に入り、母が以前美味しそうに食べたことを思い出して、2パック買って白金へ。80数才の母と63才の息子のたこ焼きを頬張りつつお茶をすする午後のひととき。人生だと思う。店の営業はMに任せることになっているので、部屋に帰って12月から1月にかけてやるコレド企画イベントのチラシ作りや連絡事務に当たっていたら、俳優事務所社長のBさんから電話。彼の還暦を祝う仲間内の集いが六本木のイタリアンでこれからあるというので急遽参加することにする。還暦ということは彼とはもう30年以上もつきあっている訳か?まだ事務所を作ったばかりで机一つしかなかった彼の会社も、今や売れっ子俳優を一杯抱えた事務所になって、テレビ局や映画会社のプロデューサーも彼には一目置いて話している光景をみている内にこれもまたつくづく人生を感じてしまう。9時過ぎ、参加者六人を引き連れて店へ。イタリア帰りのアメリカ人Dと今日は全く客としてきているポルトガル人のA夫妻が待ち構えていたので、二人の在日外人の間で共通言語である日本語トーク。別々にいると日本語で喋ることに何だか遠慮がでてきてしまうのに、こうして三人で話していると全然臆さないのが不思議だ……とここまで書いてきて、××チーズの××がカマンベールで、△△チーズの△△がチェダーだったことを思い出す。典型的な初老性認知症だ。
●COREDO PRESENTS リスボンの夜 Primeiro
    『リスボン泥棒市 乃木坂版』
新品、中古品からガラクタまで何でも出揃うリスボン名物の蚤の市が乃木坂に出現します。今回は桃井が取り寄せたたポルトガル雑貨、食品、グッズの他に在日ポルトガル人やポルトガルに縁がある人たちがそれぞれ個性的な出店を開きます。また会場内ではポルトガルの秘蔵映像も上映。リスポン、ポルトガル関係ならなんでもありの蚤の市です。
日時・1/17(月)~1/21(金)18時~23時(料金は無料です)
         ~~出店参加者募集~~
この蚤の市に出店される方を募集します。但し商品はポルトガル関係のグッズ、食料品に限ります。参加費用は売上の10%。ご希望の方は2010年12月一杯までに桃井宛にご連絡ください。  
●COREDO PRESENTS リスボンの夜 Segundo
 西沢利明ひとり芝居『異名者たち~ペソアとその仲間たち』
台本演出・桃井章 出演・西沢利明
日時・1/24(月)、1/25(火)開演19時半(開場18時)
料金・3000円(飲食代別) 
●COREDO PRESENTS リスボンの夜 Terceiro
  「津森久美子ファドライブ」
日時・2011年1月27日(木)20時開演(18時半開場)
料金・3000円(飲食代別途・40名様限定)
出演・津森久美子(ファディスタ)
   ゲスト 高柳卓也(ファディスタ)、月本一史(ポルトガルギター)
予約お問い合わせはコレドシアター(☎03ー3470ー2252、18時以降)まで。
コレドのホームページのアドレスです。 イベントスケジュールなどご参照ください。