桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・11・2

2010年11月03日 | Weblog
お昼過ぎと夕方の二回、あいつの近親者から病状が予想以上に回復に向かっているとの連絡があったが、まだ面会は出来ないらしい。まぁ、俺なんかが面会に行っても迷惑なだけだろうが、あいつの口癖の「バカやろう」を聞いてみたい。Mの妹が大学受験(面接試験?)の為に母親と上京してくるので、Mは出迎えに行き、代わりに俺が早い時間から店へ。今日も「クロックガールズ」の公演「やっぱりカフェが好き」。Mが店に来た後、見せて貰うことにする。一軒のつぶれる寸前のカフェを舞台にした物語二つ。出演者はかぶっているけど、作演出家が別。それまでにスタッフや出演者と仲良くなっているので見てつまらなかったらどうしようと恐れていたけど、これが奇妙な味わいの面白さ。特に二つの物語に出演し、一つは作演出も手がけたSさんの魅力に引きつけられる。この企画、五つの別々の物語を二つづつ公演していく試みらしく、後の組み合わせも見てみたくなった。12月まで後14回。乞う期待……なんて思いつつバーの方に戻ったら、お客さんはT大教授秘書のTさんだけ。昨日に続いて惨敗かと暗い顔でいたら、夕刊FのUさん、某国営放送局のIさん、映像作家で映画研究家でもあるOさん、脚本家志望のOLのKさん、映画監督で教育評論家のHさんたち、近所のシルバーモデルのMさん、法律事務所勤務のNさん、それに東北の酒造メーカーのOさん、イチゲンの御夫婦Aさんたちが飲みにきてくれたので、一応店の格好はつく。日付が変わると俺の63回目の誕生日。辛うじて悲惨な誕生日は避けることが出来た。
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