桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・11・01

2010年11月02日 | Weblog
買い物して6時過ぎに店へ。今日からまた脚本家のEさんが率いる「クロックガールズ」の公演。先月から12月にかけて飛び石で20公演もするだけに今日の観客数は20数人と低調。それでも公演できるのがウチのスペースのよさだ。料理のオーダーもそんなに出ないので厨房はO君に任せて俺は早い時間から来店された悠々セカンドライフを送るSさんと、日記に書いた台風情報のこと、外国での車の運転のこと、飲食店で常温の日本酒が何故少ないのかについて、魚の美味しい海辺の街で何故寿司屋が少ないのかについてなどなど取り止めのないお喋りを一時間ほど。Sさんがお帰りになった後はカウンターでポルトガルと日本の交流史の本を読みだす。16世紀に北海道にまで渡ったポルトガル人の宣教師がいたことなど興味ある史実に時間を「忘れる」。更にその続きでポルトガル語の勉強を始める。どうしてポルトガル語はこんなに動詞が変化するんだと、公演を終えた「クロックガールズ」のみんなが帰った後のガランとしたスペースで動詞の変化を大声を出して覚えたりして、時間を「忘れる」……いや、「忘れよう」とする。Porque(何故なら)Sさんがお帰りになった7時20分から次のお客さんであるA石油のお二人がいらっしゃった10時半すぎまでお客さんが全くいなかったから。そして12時閉店までにバーカウンターのお客さんはその三人だけと云う、とんでもない月初め。9月にポルトガル風居酒屋に模様替えしてからお客さんが増え、売上も好調で、10月は年末の繁忙期を除いて過去最高だったというのに、月初めのこの惨状は「いやな感じ」。でも、帰った後、今年初めて食べる湯豆腐は「いい感じ」。
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