桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・9・2

2010年09月03日 | Weblog
日一日と「ポルトガル」の植民地化が進むCOREDOだが、先住民族の「日本」も負けてならじと、今日の料理のオーダーは「豆腐のガーリックステーキ」「いわしの煮付け」「まぐろとアボガトのわさび醬油和え」「たこの柔らか煮」など昔からあるコレド的料理の方が多く、ポルトガル的料理は「バカリャウのコロッケ」と「ポルトガル風玉子焼き」をプロデューサーのKさんが、「トリッパ(モツ煮込み)」を法律事務所勤務のNさんが食べてくれただけだった。昨日は十尾も「鰯の塩焼き風オリーブオイル焼き」が出たのに不思議なものだ。最後のお客さんが12時すぎに引き揚げたので、急いで閉店準備をして12時40分発の千代田線の最終電車に間に合わせる。これでタクシーに乗るより二人で約2000円の節約。それに二人して深夜の電車に乗り、街を歩いていると、俺たちを見ている観客が一杯いるようで楽しい……なんて思い込んで節約を続けないと、またまた店は経済的危機に陥っている。このままでは、どうにもならなくなるのは必至で、2日現在店の家賃その他70万弱、俺の役員報酬35万、Mの給料未払い分5万円の合計110万の都合がつかない。カードで店の仕入れなどをしているのにこのザマだから実際はいくら赤字になっているのやら。明日にでも国民金融公庫に電話してまたまた借金をしないとどうにも乗り切れそうにない。くそっ、八月のコレド演劇フェスティバルで飲食料金がもっとあがっていればと、二人の得票を合わせると断然トップで、このままだとグランプリをあげざるえないけど、飲食料金が全然いかなかったO君の電話を鳴らそうか鳴らすまいか悩む。
☆ポルトガル風居酒屋『COREDO』誕生!
9月1日(水曜)からコレドが生まれ変わります。いわしやバカリャウ(干し鱈)のコロッケを初めとするポルトガル風料理、そして「CORETO」なんて店の名前と一字しか違わない名前のワインを初めとするポルトガルのお酒を中心に、ジャズの代わりにファドが聞こえてくるポルトガル風居酒屋に変身です。勿論、焼酎、ウイスキーなど今までのお酒、更にすき焼を初めとするコレド名物料理はそのまま新メニューに移行します。それに伴って営業時間も土曜平日共に6時から12時までになります。どうぞよろしくお願いいたします。
コレドのホームページのアドレスイベントスケジュールなどご参照ください。