桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・9・1

2010年09月02日 | Weblog
夕べメニュー作りに手間取って寝たのが八時過なのに、二時間ほどの仮眠で飛び起きて、今日どうしても必要なポルトガルビール、サグレスを入手する為に、博多にある総輸入元のH社や東京でサグレスを売っている小売店などと交渉。結局、ウチに出入りしている卸問屋のKが今日間に合って配達したとの連絡があって、事なきを得たが、ポルトガル居酒屋なのにポルトガルのビールがなくては洒落にもならないし、一時は東京中を走り回ることになるのではないかと慌てた。そして疲れた。そのままお昼すぎに部屋を出て、麻布十番と六本木で買い物と食事して、2時に店へ。Mは今日から店を手伝って貰うことになった京女のSちゃんと店内のレイアウトの変更を、俺はそのまま6時過ぎまで厨房で立ちっぱなしで新メニューの「いわしの塩焼き風オリーブオイル包み焼き」「ポルトガル風玉子焼き」「トリッパ(モツ煮込み)「タコと鶏レバーのトマトソース煮込み」「タコのリゾット」「豚とアサリのアレンテージョ風」「マグロのサラダ」などポルトガル風料理と、「いわしの煮つけ」「タコの柔らか煮」など日本風料理合計12品目の下拵えに入る。こういう時ってただ無言。ただただ手と足を頭を動かし続けるしかない。そしてまた疲れる。でも、その甲斐あって早い時間からきてくれた常連の演出家Sちゃんたち、俺たちと一緒にポルトガルマニアになった図書館勤務のM子さん、声優のHさん、映画プロデューサーのNさんなど常連の人たち、そして今日スタッフとしてデビューしたSちゃんを応援にきた十人近くの人たちが料理を一杯食べてくれたので、十匹の鰯が売り切れてしまった程。初日としては大して宣伝も出来ない割りにはまぁまぁの線か。でも、それはそれで料理人としては嬉しいながらに疲れる訳で、12時閉店の予定が2時近くになったことも重なり、閉店した時には眠たさと疲れで後片付けする体力は残ってなかった。
☆ポルトガル風居酒屋『COREDO』誕生!
9月1日(水曜)からコレドが生まれ変わります。いわしやバカリャウ(干し鱈)のコロッケを初めとするポルトガル風料理、そして「CORETO」なんて店の名前と一字しか違わない名前のワインを初めとするポルトガルのお酒を中心に、ジャズの代わりにファドが聞こえてくるポルトガル風居酒屋に変身です。勿論、焼酎、ウイスキーなど今までのお酒、更にすき焼を初めとするコレド名物料理はそのまま新メニューに移行します。それに伴って営業時間も土曜平日共に6時から12時までになります。どうぞよろしくお願いいたします。
コレドのホームページのアドレスイベントスケジュールなどご参照ください。