桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・4・21

2010年04月22日 | Weblog
やらなくちゃいけないことが一杯ある。やりたいことが一杯ある。やらなくちゃいけないこととやりたいことの境界線はハッキリしてない。例えばポルトガル語。やりたいから始めたことだけど、みんなについて行って,ある程度のラインまで到達するためには復習をやらなくてはならない。今日も昨日習った単語と文章をノートに書き写し、辞書で意味を調べる。そして例えば芝居の台本。出演者以外誰も俺の台本を待ち望んでいる訳ではない。俺が書きたいから書くのだ。でも、その台本で八月に芝居を公演すると宣言し、俳優に出演交渉した以上、「書きたい」から「書かなくてはならない」に比重が移る。今日も気づいたことをメモし、戦後史のあることを検索して調べる。GWに入ったら「書かなくてはならない」。もっと云うと、料理だってそうだ。昆布を敷いてチリメンをのせたチーズ豆腐を作り、シシャモを焼いて、納豆を糸が一杯になるまでかき混ぜ、特製ドレッシングでサラダを用意し、わざわざ広島産の煮干しを夕べの内に浸しておいた出汁で味噌汁を作り、炊きたてのご飯を食べなくたって、死にはしないのだけど、やってしまうのは「食べたい」からだけど、気持ちは半分ちゃんとした物を「食べなくては」だ。勿論中には「やりたい」と云う気持ちはすっかりなくなって、例えば決算報告書の作成や経理事務やスペースレンタルに関するメールのやりとりの様に「やらなくはいけない」義務でしかなくなってしまったものもある。そしてそして、一番肝心なお店にいくことも「行きたい」と「行かなくては」の境界線で気持ちが踊っている。まぁ、そんなこんなで一杯やらなくてはいけないこととやりたいことがごちゃ混ぜになって時間があっと云う間に過ぎて行く。
☆4/22のコレドシアター
20時よりクロスメディアプロデュースライブ