桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2009・5・12

2009年05月13日 | Weblog
ビール好きの若い常連F君から故郷長崎の名産品が送られてくる。最近ちょっとご無沙汰だけど、多分故郷に帰った時に俺と店のことを思い出してくれたのだろう。その気遣いが嬉しい。それに反して俺はなんだと思う。ポルトガルに行ったのに誰にも土産を買ってこなかった。単に忘れたというんじゃない。元々土産を買う習慣が俺にはないのだ。Mにはいつもそのことで礼儀知らずと怒られるが、いくら言われてもダメだ。他人が喜ぶ顔を見たい気持ちは人一倍あると自負しているのに、お土産だけに関しては気分が向かない。どういう心理なんだろう?誰かに分析して欲しい。お店は今日、演出家Mさんの40才の誕生日パーティ。若い劇団員が音頭を取って催す会ということで、こっちもサービスする。他にお客さんは映画プロデューサーのMさん、TテレビのOさん、SミュージックのSさんたち、遅い時間に同じくIさんとOさん、某製作会社の経理責任者Iさん、映画監督のFさん、飲食店経営のHさん。3時近くに帰って、F君からいただいた塩辛とハムを味わう。とんでもなく美味い。