桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2009・2・24

2009年02月25日 | Weblog
毎月催されている『SomethingJazzy』は観客が多い上にフードのオーダーも一杯出るもんだから、毎回開演時間直前になると料理が間に合わなくなってしまうし、誰に頼まれたのか分からなくなることもあったりして、トラブルが頻発する。それに今回はMKさんもいなくて料理を運んでくれる人もいない。そこで今回はカウンターに最初から料理を並べておくカフェテリア方式をとることにした。余った場合、料理が無駄になるけど、人件費やトラブルのことを考えると、こっちの方が安くあがる。案の定、料理がかなり余った。けど、料理が間に合わないとか誰に頼まれたのか分からないといったトラブルはなく、精神衛生的にいい。そして今日は都合のいいことに休憩時間が終わってオーダーがなくなってカウンターから料理を片付けた直後に、十日遅れの五周年を祝いに来てくれた映画カメラマンのSさんと照明技師のIさん、近所に住むTテレビのベテラン演出家HさんとプロデューサーのIさんたちが来店してくれて、カウンターもトラブルなく安堵する。他にお客さんは早い時間に映画監督で教育評論家のHさんと舞台美術のYさん、近所のシルバーモデルのMさんたち、そして遅い時間に女優のKさんと大阪の広告代理店のTさん。Kさんからウチでやる芝居の再演についての依頼があったけど、TテレビのHさんからもある依頼。Hさんとは他の人を交えては時々話したりしていたけど、二人きりで真面目な話をしたのは、俺が新人ライターだった頃に脚本の依頼があって以来だから30数年ぶりだ。ふと歳月を思ってしまった夜。