元ゴールデンカップスのD・平尾さんが先日亡くなったのに続いて、日曜日には元テンプターズの大口博司さんが、そして今日は元フォーリーブスの青山孝史さんが亡くなったとのニュース。三人共俺の若い頃に華やかなスターだった人だ。店に時々来てくれた大口さん以外に個人的感情は持つ立場にない。でも、同世代のスターだった人が朽ちるように消えていくのを知るのは、俺たちの時代の終わりを告げられているようで、複雑な思いにとらわれる。でも、ここで感傷的になってはいけないと戒める。俺たちの時代とは過去だけじゃない。確かに彼らが活躍していた過去もそれはそれなりに面白かったけど、それ以上に現在だって面白いんだし、今も俺たちの時代なのだと思ってしまおう。感傷的になるのは俺が棺桶に入る時までとっておく。いや、無理やりそう思わなくても、今日も俺は自分の時代を生きるのに忙しい。今日は月に一度恒例になったSomethingJazzyの日。有名ミュージシャンである小沼ようすけとTOKUが出演するとあって、入れ替え制で100人近い観客が押し寄せる。7時から始まって11時半までの長丁場だ。当然、フードのオーダーが殺到する。覚えているだけでもピザ12、生ハムサンド10、コロッケ12、パスタ8、カレー13などなど60以上のオーダーをこなす。勿論、ドリンクも150以上のオーダーがあって、Mもダウン寸前。本当は二時まで店を開けておかなくちゃいけないんだけど、後片付けが終わった一時過ぎにはどちらが言い出した訳でもなく店の灯を消していた。