桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2005・12・24

2005年12月25日 | Weblog
惨敗!だったと言っていいだろう。『Lちゃんのクリスマスパーティ』は開始時間の八時になっても参加者はたったの三人きり。こんな人数じゃ始めるに始められない。九時まで待って急遽動員した二人が来て、やっと始めることになる。途中で普通に飲みに来たお客さん数人もパーティ会場に動員?して何とか最低限の格好はついたけど、それにしても前売り券を買ってくれた8人のお客さんの内、来てくれたのはFさん御夫婦だけ。多分来なかった人は義理で買ってくれたのだろうと思うと、いかにこの企画が失敗だったかが分かる。第一の原因は、三連休の真ん中のクリスマスイブにやったことだろう。誰も折角の休みの日に酒場主催の、それもド素人のLちゃんのライブも兼ねたパーティにわざわざ出かけようとはしないだろう。けど、そんなことは最初から分かっていた。分かっていたけど、何もしなかったら恐らく売上は一万円程度にしかならなかったろうし、せめて20人位の動員が出来たらと思って踏み切ったのだ。第二の原因は、前売り券が八枚しか売れなかったことから分かる様に、宣伝が行き届かなかったことだろう。いくら三連休のクリスマスイブだって、もう少し熱心に、もう少し早く宣伝勧誘をすれば、二十人には前売り券が売れた筈だと思うと残念。結局、前売り券を買って来なかった人の分までいれて売上は7万円。反対に今回は衣装や装飾、それとクリスマスパーティ用に七面鳥やケーキまで用意したこともあって、経費がざっと八万円。日常経費までいれるとかなりの赤字となってしまった。ライブの途中からこの数字に気づいてかなり自棄気味になっていた俺は、来てくれた演出家のNさん、急遽呼んだYちゃん、近所のMちゃん、遅くなって来てくれた小説家のAちゃん、結婚間近の女性編集者Hさんなどと飲み続け、気づいてみたら三時過ぎ。最後までいてくれたYちゃんとMちゃん二人の32歳コンビと近所のラーメン屋へ立ち寄って、58歳のイブを終える。