仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




いつもの道を歩いていると、緑の中に白い花を見つけました。崖を切り通した陽の当たらない少し薄暗い場所なのですが、近づいてみるとトキワツユクサでした。
未だ数輪しか咲いていませんが、去年よりだいぶん早いようです。


こちらはクマバチ。外観や名前から恐い蜂をイメージしますが、こちらから手を出さない限り攻撃することはないようです。
それでも、山道などで空中でホバリングしているこの蜂に出会うとちょっと恐いですね。


別の場所では白いオオイヌノフグリも咲いていました。ブルーの花やその色が薄くなったものまでありましたので、色が抜けた個体なのでしょう。


全体が白いためかシベの青色が余計に印象的でした。

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四国一周も3日目、今日は徳島を出発して阿波池田、高知、そして出発地である須崎に向かいます。


(JR徳島駅)

昨日までの二日間は、乗り換え時間を利用して昼食を摂ることができたのですが、今日は徳島を9時45分に出発すると、阿波池田では5分の乗り換え時間で高知行きに接続、そのまま13時54分に高知駅に着きます。普通列車ですので車内販売はありませんし、途中の停車駅でもお弁当の販売はありません。このため今日は、徳島出発前に駅弁「地鶏弁当」(950円)を買い込みました。徳島特産の阿波尾鶏をふんだんに使った弁当で、人気のようです。ただ、途中では食べるのに夢中になってしまって写真を撮らなかったのが残念です。


(1番線は行き止まりです)

さて、9時45分発の阿波池田行きは1番線から発車します。9時過ぎに改札を通ったのですが、すでに列車は入っていました。とりあえず席を確保しようと乗り込みましたが、先に乗っていた数人がいずれも、進行方向とは逆方向を向いて座っています。途中で進行方向が変わるはずがないと思っていましたので混乱しましたが、まだガラ空きなので適当に場所を確保しました。


(鮎喰駅・高いアンテナは関西の電波を捉える)

しばらくすると少し乗客も増えてきましたが、そしたら先ほどの逆方向に座っていた人たちが全部、降りていきました。どうやら後から入ってくる別の列車に乗る予定で、先に入っていたこの列車を時間待ちに使っていただけのようです。私にとっては人騒がせな人たちでしたが、頭の体操にはちょうどでした。


(入場券は受験のお守りとして有名な”学”駅)

乗り継ぎの影響か、定刻を3分遅れて徳島駅を発車しましたが、この遅れはなかなか解消しませんでした。先に書いたように、阿波池田での乗り換え時間は5分です。高知行きは接続列車ですので、こちらが遅れたら待ってくれるとは思うものの、なにか余裕がないと心配です。


昨日の黄砂も去ったようで、今日は青空が広がっています。中学生(?)の女子集団が賑やかに乗り込んでいましたが、途中の西麻植駅で大挙して降りました。この駅の近くには吉野川遊園地があり、そこに遊びに行くようです。桜も満開のようで、絶好の行楽日和です。しかし、徳島線もほとんどが無人駅で、切符の回収は乗務員が行います。このため大勢が降りると時間がかかり、またまた心配の種が増えます。


吉野川が右手に近づくと川田駅付近となります。このあたりも平成の合併で市町村名が変わり、吉野川市になりましたが、山川町~という地名がほとんどです。
普通列車は行き違い等で長時間停車しますが、そんな駅で遅れを取り戻します。貞光駅ではほぼ定刻となり、阿波池田にもなんとか、定刻より少し遅れての到着となりました。


(阿波池田駅)

高知行きは反対側のホームに止まっています。ロングシートの2両連結ですが、乗ってみると混んでいます。しかし、先頭車両にいってみると空いています。なにか理由があるのでしょうが、土地の利用客でないと後ろの車両が混雑するわけはわかりませんでした。


(大歩危・小歩危付近)

しかし、池田を出てから数駅ほども進むとほとんどの乗客が降り、残ったのはいかにも青春18きっぷを使った普通列車利用旅人ばかりです。それぞれが思い思いの目的を持っているようで、私のように写真をメインにしている人は少なかったようです。


(大杉駅で下り特急「南風7号」に追い越される)

車内も空いてきたため、昼食を摂ります。ロングシートに横向けに座って食事をするのは辛いですが、土佐岩原で6分ほどの停車があったため、そこで弁当を広げました。


(土佐北川駅・トンネルを抜けると橋の上に駅があります)

今回の普通列車の旅で期待していたのが土讃線に二ヵ所あるスイッチバックの駅です。その一つが新改駅ですが、特急列車は当然ですが止まりません、普通列車も止まらない場合があるのですが、行き違いのために停車することが主な目的のようです。


(左:高知方面に向いて左が待避線、右が新改駅、右:上り「南風17号」)

スイッチバックではよく、運転士が反対側に移動してバックするなどと言う記載を見ることがありますが、ここではそんなことはありませんでした。引き込み線に止まると運転士は、ギヤを後進に入れてから信号を確認しながらバックします。停止位置も信号で指示されていますので後ろを見ながら下がることもありません。もっとも、車掌が乗務していましたので、後方確認は行っているはずです。


(新改駅を出発)

行き違いとなる特急列車が本線を駆け上っていくと出発です。あとは長い下り坂を下りて高知平野に、そして快適に飛ばして定刻に高知駅に着きます。高知駅は今、高架工事と新駅をつくる工事が進められています。現在の駅舎の北側に新しい駅ができるのですが、独特の屋根が見えていました。


(左:須崎行き753D、右:新しい高知駅)

高知からは30分の乗り換えで須崎行きに連絡しています。14時24分の定刻に出発、伊野で仁淀川を渡り、佐川で大きくカーブして斗賀野トンネルへ、そして15時29分、定刻に須崎駅に到着しました。


(仁淀川鉄橋)

1日に須崎を出発して右回りに四国を一周しましたが、意外と楽に回ることができました。家人などは腰が痛くなるから全体にいやだと言っていましたが、普通列車とはいえ、乗り心地はそれなりに改善されていると思います。


(JR須崎駅)
青春18っきっぷは有効期間が5日間です。今回は3日分を使いましたので、まだ2日分残っています。さて、どうしたものでしょう・・・・

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四国一周の2日目は松山から始まります。


この日は松山から高松を経て徳島まで行きます。しかし、高徳線の引田~板野間が問題で、普通列車の引田発13:53の次は17:41までありません。
13:53に接続するためには松山を早い時間に出なくてはならず、またそれに乗ると徳島に早い時間に着いてしまいます。ということで、引田~板野間は特急列車を使い、徳島に17時頃に到着する行程にしました。
松山駅の朝は多くの列車が発着します。8時前に駅に入ったのですが、「ムーンライト松山」の入れ替えをしていました。ヘッドマークは既に取り外されていましたが、大勢のカメラマンが追い掛けていました。


(「しおかぜ10号」+「いしづち10号」)

土讃線と予讃線には、やなせたかしさん(高知県出身)の漫画でおなじみのアンパンマン列車が走っています。当初は土讃線のみでしたが、今は予讃線のDCにも使われています。ただ、塗装色は断然、予讃線の車両が垢抜けています。これらの列車のようにパステルカラーの落ち着いた配色ですが、土讃線は濃いブルーのものと、ショッキングピンクに近いような二つの編成があり、どれも賑やかすぎでちょっと引いてしまう感じです。
さて、私が乗る8時19分発観音寺行きは3番線から発車することになっていますが、3番線には松山止まりの特急「いしづち」が止まっています。どうするのかと思ったら、同じホームの高松寄りに入ってきました。すなわち、同じホームに二つの列車が並ぶことになりました。


さてその車両ですが、ワンマン運転の1両です。車内はロングシート、これで観音寺まで3時間ほど乗らなければなりません。出入り口の横、手すりのあるところを確保しましたが、横向きに座って前を見るのはやはり辛いです。学校は未だ休み中ですので通学列車ではないのですが、高校生が結構、乗ってきてほぼ満席、途中では立っている人もいました。


(JR予讃線・伊予氷見駅の桜)

しかしそれも、伊予北条を過ぎるとほとんどの人が降り、車内は空いてきました。心地よい暖かさと列車の揺れが眠りを誘うのか、浅海駅では乗り越しをした青年が慌てて降りていきました。ワンマンですので運転士に訳を話し、折り返しの下り列車に乗るようにと言われていましたが、約束の時間には着くことができたのでしょうか。


(左・予讃線本山駅、右・海岸寺駅付近)

ワンマン列車でつらいのはトイレの設備がないことです。伊予西条で10分ほどの停車がありましたが、急ぐ人はそのときに駅のトイレを利用していました。
観音寺では16分の接続で多度津行きに連絡(11:37発)しており、30分(12:07)で多度津に着きます。多度津からは快速サンポートを利用するのですが、琴平始発の列車は大混雑でした。補助席みたいなところをなんとか確保しましたが、立っているお客さんも大勢いました。しかし、丸亀、坂出と降りる人が多く、坂出を過ぎると空席が目立つようになりましたが、今回の旅ではこの列車が一番混雑していたようです。


高松駅はかつての本州連絡船が廃止されてから大きく変化し、駅舎自体が手前に移動して新しい駅になっています。高松には何度か来ているのですが、車で移動することがほとんどで、新駅になっては初めてです。


(JR高松駅・岡山行き「マリンライナー36号」)

最初に書いたように、高徳線では一部、特急列車を利用します。青春18きっぷでは、特急列車に乗る場合は特急券だけでなく、乗車券も別に購入しなければなりません。当初は自由席に乗る予定でしたが、先ほどのサンポートの混み具合から、もしかすると混雑しているのではと思い、みどりの窓口に行きました。予定では三本松~板野間を特急で移動する予定でしたが、板野で1時間近く時間が余るため、結局徳島までの指定席特急券を買ってしまいました。運賃込みで2,180円は高い出費ですが、徳島に早く着いてゆっくりしようと自分で納得させました。


さて昼食はやはり讃岐うどんです。あまり移動するのもいやなので駅ビルの2階にあがりましたが、うどんとママカリを乗せたちらし寿司のセット「瀬戸づくし」が美味しそうなのでそれにしましたが、満足でした。
お腹が張れば後は移動するのみ、予定より一つ早い13時51分発の引田行きに乗りました。こちらはDC2両。ボックス席に一人です。先頭車両でしたので後ろの車両がどの程度混んでいるのかわかりませんでしたが、栗林公園北口ではかなりのお客さんがおりました。皆さんお弁当などを持っていましたので、お花見に行くのでしょう。この駅も無人駅なので、車掌がホームで切符を回収します。これだけ人数が多いと時間がかかりました。


(JR高徳線・三本松駅)

およそ1時間、14時50分に三本松に着きます。この列車は二つ先の引田まで行くのですが、私の乗る特急「うずしお15号」は引田では止まりません。このため三本松で乗り換えします。
駅前に出てみましたが特にこれといったものも無く、駅に戻りました。少し早いですがホームに出ようと思ったら改札にカーテンが引かれており「15:00~15:15の間は休憩します」との札がかかっています。一応駅員はいるのですが、JR社員ではなくて民間委託のようです。このためそのままホームにでましたが、15時20分着に普通列車、15時26分発の特急に合わせて、15分にはきちんとカーテンを開けて業務に復帰しました。


(徳島行き「うずしお15号」)

さて特急「うずしお15号」です。3両つなぎで先頭車が指定席車両でした。ほとんどガラ空きです。このぶんでは自由席でもよかったと思いましたが買ってしまったものは仕方がありません。さらに、検札にもきません。結局、徳島駅まで特急券などを見せないまま着いてしまいました。徳島駅では普通列車も多数、発着しており、そのまま青春18きっぷで改札を出れば・・・・なんて考えもしたのですが、そこはきちんとルールを守るのが鉄道を愛する者のマナーです。改札では特急券と乗車券を見せ、記念に頂くために無効印を押してもらいました。


(高徳線・三本松駅、上り普通列車348D)

それにしても同じレールの上を走る列車でも、普通列車と特急列車は違いますね。乗り心地の違いは歴然としていますし、特急列車は振り子列車でもあり、カーブでは車体を大きく傾けて高速で通過していきます。外の景色と傾きを比べてみてもその傾きは相当あります。視覚的に酔うという人もいますが、確かにそうかも知れませんね。


(JR高徳線・屋島駅付近)

ところでこの日(4月2日)は酷い黄砂でした。空は曇ったような感じなのはわかるのですが、遠方の視界もほとんど聞かず、なんとも陰鬱な一日でした。


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窪川駅で写真を撮っていると、笑顔一杯の一人の若者が近づいてきました。最初は誰か知っている人かなと思ったのですが、記憶にありません。


(伊予上灘駅付近)

盛んに身振りで私のカメラを指さし、そして自分の方も指さして何かを言おうとしています。耳が不自由なようですが、写真を撮って欲しいのかと思ってついていきました。
そしたら、ベンチに置いたバッグを開けて彼のカメラを取り出しました。私はデジタルカメラですが、彼は同じニコンのフィルムカメラ(F4)です。それも二台も持っています。


(窪川駅・江川崎駅)

私の話すことはわかるようで、何を撮るのか、プリントはどうしているのか、大きく引き延ばすのかなど、筆談を交えてしばらく写真談義となりました。
じつは彼とは、窪川駅に着いてから時間があったのでぶらりと町をみてやろうと歩いている途中で行き会っていました。その時は、納経帳を持っているのでお遍路さんかなと思ったのですが、納経帳の入れ物と思ったのは三脚でした。ちょうど桜も見頃になっており、彼は桜を撮りに来ているとのことで別れましたが、きっとすばらしい写真が撮れたのではないでしょうか。


(江川崎駅)

さて、窪川からは予土線を通って宇和島に向かいます。土佐くろしお鉄道の路線とは窪川を出てすぐに分岐するのですが、残念ながら写真に納めることはできませんでした。予土線はいかにもローカル線です。最後の清流と言われる四万十川に沿って走っているのですが、路線状態が悪く、最高速度も55Km/h程度です。カーブが続くと30Km/hまで落とします。桜も見頃なのですが、花曇りと黄砂の影響でいまひとつ冴えないのが残念です。


(宇和島駅)

列車は江川崎駅で交換します。しばらく停車するのでほとんどの人が下車して写真を撮ったり、タバコを吸ったりしています。ここからは更に線路状態は厳しくなり、とにかくゆっくり走ります。松丸、近永あたりから学生の姿が増えました。運転席の横の前面窓にも数人が立ち、残念ながら前方視界を遮ってしまいました。ロングシートで身体を横向けて景色を見るのは辛いですね。
伊予宮野下駅でトロッコ列車と交換、その後は北宇和島に向けて一気に下っていきます。下り勾配とカーブの連続で、列車はブレーキをかけたままゆっくりと下ります。ここも30Km/h以下ではないでしょうか。北宇和島~宇和島間は予讃線となり、線路の状態もよくなって列車は快調に走ります。


(宇和島駅)

宇和島でも少し、待ち時間がありました。ロッカーに荷物をあずけて歩き出そうとした途端、雨になってしまいました。しかたなく散策はあきらめて近くの食堂に入りました。昼時というのにお客さんはいません。それでも名物の鯛飯はできるとのことでいただきました。
こりこりとした鯛の刺身に美味しいつゆがからまり、なかなかの美味です。鯛飯という名前だけ聞くと炊き込みご飯のような気がしますが、生の切り身を暖かいご飯のうえに乗せて、それに卵や海苔などをいれたつゆをかけるのですが、病みつきになりそうです。


(鯛飯・ちょうどこの日は闘牛が開かれていました)

さて、今度は宇和海に沿って予讃線を北上します。こちらもロングシートの1両運転です。およそ三時間の行程ですが、通して乗っているのは十数名でした。いずれも普通列車を楽しむ(青春18きっぷ)旅人のようでしたが、途中で乗客が少なくなると半分以上を私たち(旅人)が占めるほどでした。


(八幡浜駅「しおかぜ9号」)

さてさて失敗談を・・・・
予讃線も単線のため、行き違い(交換)が多く発生します。特急列車も多くて、普通列車はその回避のために長時間止まることがあります。八幡浜駅でも下り特急と交換するため20分停車しました。そして特急が先に発車してから普通列車が出ます。八幡浜ではアンパンマン列車(しおかぜ9号)と交換したため、その出発を追ってホームに降りて写真を撮っていました。遠くに行ってしまったので列車に戻ろうと振り向くと、動いています。思わず、待って!と叫んで走りましたが、運良くホームにいた駅員さんが気がついてくれました。列車は急停止、ドアが開いたときは嬉しかったです。


(下灘駅・線路上から見るとどうと言うことない駅です)

駅員さんと運転士にお詫びを言って乗り込みましたが、荷物は座席に置いたまま、カメラだけを持ってでていたので冷や汗をかきました。動いたと言っても1mくらいでしたので止めてくれたと思うのですが、勝手な判断(時間に余裕があると思っていた)でご迷惑を掛けたと反省しました。(この日は

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青春18きっぷを使って、四国一周をしてきました。
ルートは、須崎~窪川~宇和島~松山~高松~徳島~阿波池田~高知~須崎と、各県庁所在地を右回りに二泊三日で移動しました。


(須崎駅)

一日目は須崎駅まで車で行き、「車deトレイン」という駅構内駐車場に二日間は無料で止めることができるサービスを利用します。
先ずは須崎発8時03分の普通列車に乗り込みます。DC2両編成ですが、1両に20人程度といった感じで、ボックス席を一人で占めることができました。窪川までは車でよく移動しますが、鉄道では久し振りです。国道とはちがう景色が楽しみです。


(安和駅)

安和駅で左側に太平洋が見えてきますが、どんよりと曇った空で、残念ながら碧い海ではありません。土佐久礼を過ぎると列車は山の中に入り、いくつものトンネルをくぐりながら急勾配を登り影野駅に到着します。影野では交換列車があるわけではないのですが、坂道を登ってきた疲れを取るように小休止。この辺がローカル列車の特徴でしょうね。


(影野駅)

土佐久礼のあたりでも山肌が切り開かれて自動車道の工事が行われていましたが、影野から窪川まで、線路に沿った山肌は木々が伐採され、赤い土が見えているところが続きます。ローカル鉄道と高速道路の競争となれば、その優位性はあきらかに道路にあるといえるでしょう。それでも、土佐の山々を切り開いて伸びていくその途中を見ていると、自然破壊のすごさを実感します。


(窪川駅)

影野を出た列車は、美味しい仁井田米を育てる台地をひた走り、終点の窪川駅に8時49分定刻に到着しました。ここでは次の予土線の宇和島行き普通列車の発車(10時01分)まで1時間以上時間があります。


窪川駅は旧国鉄の土讃線終着駅として昭和26年(1951年)に開業しました。その後、土佐佐賀、中村と延伸していきましたが、昭和63年には窪川以西がJRから土佐くろしお鉄道に移管されました。因みに、窪川から宇和島に向かう列車はJRの車両ですが、予土線は窪川の一つ先、若井駅から北宇和島駅間となっています。このため、窪川~若井間はJRではなく、土佐くろしお鉄道(TKR)の線路を通ります。


(JR窪川駅)

青春18きっぷではJR線は乗り放題なのですが、他社線を通る場合は当然ですが別料金が要ります。このため、JR窪川駅の隣にあるTKR窪川駅に切符を買いに行ったのですが、日曜日(4月1日)は窓口業務は休みますという表示が掲げられており、切符は買えませんでした。JRの窓口に行ってみると、ここではTKRの切符は発売できないので、車内の車掌か、到着した駅で精算して下さいとのこと。但し、若井から先のJR駅への切符は販売しているので、なんか変な感じです。とにかく、切符は持たずに乗りなさいと言うことのようです。
(この日の天気は


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