緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

日米オピオイド事情(2)

2007年07月03日 | 医療

これはモルヒネより
オキシコドンがよいということではなく
一剤のオピオイドを長期に使っている場合
薬剤の感受性が変容するのか
次のオピオイドに切り替えると
また切れ味よく効き始め
てくれる
と考えられています。

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細かいことを言えば
疼痛の種類で
少しずつ効果の出方は異なるのですが
現状では、
切り替えることに
意味があると考えています。

ですから、オキシコドンで効きが悪くなれば
フェンタニルへ
フェンタニルからまたモルヒネへと
順繰りに切り替えていくのです。

このようなオピオイド・ローテーションであったり
多剤併用といったきめ細やかな調整は
アメリカより日本の方が
なされているような気がします。
(ただ、比較しているアメリカは
 私が渡米していた
 10年以上前のアメリカですから
 差し引いてくださいね)

また、アメリカのオピオイド使用は
ちょっとラフなところがあります。
(ちょっとではないかも。
 明日に続きます。)
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今日も、お付き合いくださりありがとう。明日も、来て下さいね。
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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ラフです (Taichan)
2007-07-05 13:16:20
ご指摘の如く、今でもラフだと実感しています。
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Taichan先生 (aruga)
2007-07-05 22:04:11
先生からのコメント心待ちにしておりました。やはり、そうですか。
返信する

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