江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

まかでみ!

2006年12月29日 17時59分04秒 | ラノベ
 ども、ようやく風邪が快方に向かっている江戸です。ああ、健康って素晴らしい。いや、まだ油断は出来ませんがね。


 さて、今日は特にネタもないので、読んでいたラノベの話でも……。


     
     まかでみ・らでぃかる⑤(榊 一郎)

 現代の日本にある魔法学校の日常を描く(?)『まじしゃんず・あかでみい 』の短編集。
 現代日本で「魔法」、「学園物」云々というと、私は真っ先にネギま!を思い出します。で、ジャンルが被っている所為か、この『まじしゃんず・あかでみい 』とネギま!も色々と似通っている所があったり。中でも最大の共通点と言えば、羽瀬川鈴穂というキャラと、長谷川千雨の類似性でしょうか。「羽瀬川」と「長谷川」で、名字の読みが同じなのを筆頭に、「眼鏡」、「三つ編み」、「二面性」という共通属性が! 他にも「魔力無効化能力」みたいな能力の設定もあったり。
 そんな訳で、一時期は「どちらかが真似したんじゃないか?」とも思ったのですが、しかし調べてみると、奇しくも『まじしゃんず・あかでみい 』の初版が出たのと、ネギま!の連載が始まったのは同じ2003年2月。どうやら偶然が重なっただけのようですね。

 さて、短編集とは言いましても、内容に関しては本編との垣根はかなり曖昧な感じです。「本編=シリアス」、「短編=コメディ」という傾向はあると思うのですが、それもエピソードによっては必ずしも当てはまる訳ではありません。特にこの5巻では、シリアスとコメディがほぼ半々といった感じです。つか、馬鹿話1話とシリアス話1話の計2作しか載っていません。個人的には、もうちょっと馬鹿話も読みたかったので少し残念。
 ただ、所々に載っているオタクネタはやはり笑えます。いや、大多数の人間にはついて行けないほどマニアックなネタではありますがね。つまり、オタク度が高いほどネタが理解できるという、ある意味オタク度計測器みたいな作品だと言えます。でも、ネタが分かんなくても、たぶん支障なく読めると思いますよ。主人公の羽瀬川拓人も、そういうオタネタにはついて行けない人間なので、彼に感情移入できること請け合いです(笑)。

 そういえば、この作品も別メディアでの展開を噂されているようで。まだ発表段階にはないようですが、コミック化は既にしているから、次はCDドラマ化か、アニメ化でしょうか? どちらにしろ、何処まで危険なオタネタが再現できるかが肝要ですな。

 どうでもいいけど、本編の最新刊をまだ買っていない事に今気づいた……orz。


 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする