江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

アイアン・ジャイアントの思い出。

2015年06月19日 22時23分55秒 | アニメ・実写レビュー
 ども、江戸です。今日は昔の作品について語ってみましようか。


●アイアン・ジャイアント

     
 アメリカのアニメですね。ロボットとかはCGで描かれているようですが、あちらお得意の3DCGっぽさは無く、手描きのタッチで表現されています。またその他の作画も、いかにも昔の海外アニメのタッチを現在の技術(ただしもう15年前の作品だけど)で描いたという印象の映像になっているので、なんだか懐かしい雰囲気がありますね。まあ、時代設定も米ソ冷戦時代のアメリカなのでその影響もあるのかもしれませんが。

 で、内容は「宇宙から侵略目的で送り込まれた巨大ロボットが事故で記憶を喪失。そしてたまたま出会った少年との交流を通じて友情や正義の心を育んでいく……のだけど、政府の人間から敵視されてしまい、軍から負われる事に……」って感じ。物語としては単純明快でそんなに意外性は無いかもしれませんが、かなり涙腺を直撃するような内容になっています。個人的には、序盤で少年がジャイアントに対して言った言葉が、終盤で立場を逆転して言い返されるところでもう駄目だった(´;ω;`)ブワッ。同じ言葉でも、状況が異なると意味が全く違ってくるのが実に上手いなぁ……と思う。

 そしてやはり最大の魅力はジャイアントでしょう。無骨なデザインですが、意外と愛嬌もありますし、いざという時はまさにヒーローの如きカッコよさもあります。しかしその反面、本来の侵略者としての側面が出てくると、まさに「兵器」の如き姿に変形をして、その凄まじい戦闘力も見せ付けてくれます。その善と悪の要素を内包し、その事について本来心を持たないはずのロボットが葛藤する姿は、ヒーローの王道的な姿ですね。それに、吹き替えでは今は亡き郷里大輔さんが声を担当しているので、より一層親しみが持てます。郷里さんは見た目は厳しくても心優しいというキャラが得意だったからなぁ……。

 なお、物語としてはいくらでも続編を作れそうな終わり方をしていますが、15年前も経過しているのに動きが無いということは無理なんだろうな……。でも、ジャイアントが再び送り込まれた同型の侵略ロボと戦うという展開はちょっと見てみたい……。



 じゃ、今日はここまで。

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