政権交代後初の本格的な国政選挙になる参院選が24日、公示され、17日間の選挙戦がスタートした。昨年の総選挙には、長年にわたる自公政治の行き詰まりを国民本位に転換する可能性を秘めた「政権交代」の実現という夢があった。しかし、今度の参院選にはそうした期待感の高まりはない。むしろ、気分が重い。政権を取って1年も経たないうちに、民主党は模範的に自民党化した。支配階級は笑いが止まらないであろう。「民主はダメ、自民もダメ」となるとどうするか。このままでは、今度の参院選では仮に民主党ないし今の与党が多数を占めなくても、共産党を除くみなは似たり寄ったりなので、「構造改革政治」と「対米従属・改憲政治」の担い手が国会の多数を占めそうだ。「消費税引き上げ」「法人税引き下げ」「普天間の辺野古移設」を支持する議員が圧倒的多数となりそうだということだ。行きがかりや面子で、連立するかしないかをはじめ、その他いろいろと多少の騒ぎはあるにしても、国民にとって悪政が押し付けらることは間違いない。今度の選挙は気分が重い。
. . . 本文を読む
goo blog おすすめ
最新記事
- 「日米同盟」と言うけれど 我々には「日本国憲法」という宝がある
- 「専守防衛」も「敵基地反撃」も「戦争」が始まれば国民の生活は地獄
- 北朝鮮核・ミサイル問題 軍拡と「米国」を叫ぶ日韓政府 笑いが止まらない米国
- 内閣改造と自民党役員人事 「統一教会との決別」の大ウソ
- ナンシー・ペロシ議長訪台 ペロシは「中国の夢だった」-トランプ
- 習近平-バイデン電話会談 中国VS米国の力関係を占うペロシ下院議長訪台問題
- 安倍晋三元首相の「国葬」をどう考えるか 法的根拠の問題と実質的評価の問題
- ムッソリーニ・ヒトラー・ヒロヒト 何故、ヒロヒトは生き延びることが出来たのか
- 台湾海峡への中国軍機大量出動 余裕しゃくしゃくの中国 内心びくびくの台湾
- 余命10日の岸田内閣に大騒ぎするマスメディアの異常